元ネタ・サンプリング LuiZana feat. Damar Jackson – What’s Yo Name (2020) 元ネタはUsherために制作されていた!?

2020年代
2020年代L
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楽曲情報

LuiZana
出身地 :不明
生年月日:不明
ジャンル:Hip Hop

Damar Jackson
出身地 :ルイジアナ州デリッダー
生年月日:1988年7月16日
ジャンル:R&B

レーベル
Bootcamp Records

プロデューサー
Deezy On Da Beat

元ネタ・サンプリング
Tevin Campbell – Can We Talk (1993)

LuiZana feat. Damar Jackson – What’s Yo Name (2020)

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元ネタ・サンプリング

Tevin Campbell – Can We Talk (1993)

元ネタとなったのは、テキサス州ダラス出身のシンガーTevin Campbell「Can We Talk」(1993)です。

この曲は彼の2枚目のアルバム「I’m Ready」(1993)に収録され、アルバムはR&B/Hip Hopチャート3位にランクイン。

またQuincy Jonesがエグゼクティブプロデューサーを務めることで、アルバムタイトルにもなっている「I’m Ready」 を含めた6枚のシングルがリリースされるヒットとなりました。

Tevin Campbell – I’m Ready (1993)

「Can We Talk」は名プロデューサーであるBabyfaceが手掛けることで全米チャート9位にランクインし、彼の代表曲の1つになりました。

また後にシンガーのUsherがこの曲は、元々自分の曲であったことを明かしています。

俺が初めてLaFace Recordsと契約したとき、BabyfaceLA Reidと一緒にアルバムを作りたいと思ったんだよね。

そのために契約したんだ。LA ReidBabyfaceに俺の作品を作ってほしいと言っていたんだけど彼らは当時、いろいろなドラマを抱えていたんだよね。

縁が切れたというか…。彼は怒って…

俺のためにアルバムを全部作ってくれたんだけど、そのアルバムを全部他の人にあげちゃったんだ...

Tevin Campbell! Can We Talk...俺の曲だ...

UsherはBabyfaceLa Reidのビーフに巻き込まれたことで、本人の希望に沿わずにBabyfaceのみがプロデュースした作品に仕上がったことを明かしています。

それに納得できなかったUsherは、アルバムを他人に渡したことでTevin Campbellの手に届き、ヒットとつながったのでしょう。

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LuiZana

まだ無名のラッパーのLuiZanaですが、この曲の他に2019年にバウンス系のアッパーチューン「Make It Wobble」をリリース。

LuiZana feat. Big Choo – Make It Wobble (2019)

この曲ではThe Jackson 5「I Want You Back」(1969)をサンプリングしています。

The Jackson 5 – I Want You Back(1969)

LuiZanaは2020年にアルバム「Louisiana Cash vs LuiZana」をリリースし収録曲の「Me and My Girl」では2Pac「Me and My Girlfriend」(1996)をサンプリングしています。

LuiZana – Me and My Girl (2020)

2Pac – Me and My Girlfriend (1996)

余談ですが、この曲は2002年にJay-Zによるシングル「03 Bonnie & Clyde」でサンプリングされたことでも有名なナンバーですね。

Jay-Z feat. Beyonce – 03 Bonnie & Clyde (2002)

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終わりに

LuiZana「What’s Yo Name」はいかがでしたでしょうか。

90年代のヒットナンバーに現代風のテイストを落とし込むことで、疾走感溢れる爽やかな1曲となりました。

またTevin Campbell「Can We Talk」の裏側には意外なストーリーがあったことに驚きました。

この機会に元ネタと併せて聞いてみてはいかがでしょうか。

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