Iggy Azaleaの新曲「Money Come」 – プロデューサーと新アルバムについて

2020年代
2020年代I
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オーストラリア出身のラッパーIggy Azalea (イギー・アゼリア)は、2014年に発表したデビューアルバム「The New Classic」で全米R&B/ヒップホップアルバムチャートで首位を獲得し、これはアメリカ人以外の女性ラッパーとして初めての快挙でした。

しかし、彼女とレコードレーベルとの対立が次のアルバムのプロジェクトをキャンセルに追い込み、その後、Iggy Azaleaは独立して活動し、EMPIREとの配信契約を結んだ後、独自のレコードレーベル「Bad Dreams Records」を設立しました。

彼女のセカンドアルバム「In My Defense」は2019年にリリースされ、その翌年にはサードスタジオアルバム「The End of an Era」が発表されました。

そして、2023年8月には「The End of an Era」以来2年ぶりとなる新曲「Money Come」をリリースしました。今回は、この曲の元ネタについて解説します。

Iggy Azalea – Money Come (2023)

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“Money Come” 楽曲情報

リリース日
2023年8月25日

レーベル
Bad Dreams Records

プロデューサー
Tricky Stewart
JerkPoP
Nana Afriyie

元ネタ・サンプリング
K7 – Come Baby Come (1993)

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“Money Come” 元ネタ・サンプリング情報

K7 – Come Baby Come (1993)

元ネタになったのは、プエルトリコ出身のラッパーK7「Come Baby Come」(1993)です。

この曲は、K7のデビューアルバム「Swing Batta Swing」(1993)に収録されており、アルバムからのリードシングルとしてリリースされました。この曲は全米チャートで18位にランクインし、UKチャートでは3位を獲得し、K7の代表曲として広く知られています。

さらに、この曲のMVは、Kanye WestのMVを20本も手掛けた映像監督Hype Williamsによって制作されました。また、Hype WilliamsNasDMXが主演した映画「Belly」の監督も務め、その多才ぶりが際立っています。

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新曲「Money Come」のプロデューサーはTricky Stewart – 4枚目のアルバムのリードシングルとの関連

Iggy Azaleaの待望の新曲「Money Come」は、Justin Bieber「Baby」Rihanna「Umbrella」など、数々のヒット曲を手掛けたTricky Stewartによってプロデュースされました。

さらに、この「Money Come」は、彼女の4枚目のアルバムからのリードシングルとしてリリースされました。興味深いことに、このアルバムではTricky Stewartがエグゼクティブプロデューサーを務めることが明らかにされており、彼らの共同作業が期待されています。

一方で、Iggy Azaleaは2023年初めにアダルト系SNS「OnlyFans」のアカウントを開設し、わずか数ヶ月でこのプラットフォームから400万ドル以上の収益を得たと言われています。彼女はOnlyFansで得た収入を使って贅沢な生活を楽しんでおり、これに対する一部の批判も受けています。しかし、彼女は自分の生活を自信を持って続けているようです。

なお、Iggy Azaleaだけでなく、映画「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」のボンドガールとして知られるDenise RichardsやラッパーのCardi B、Coco Austin、Carmen Electraなど、多くのセレブリティもOnlyFansのページを開設しており、このプラットフォームの人気が高まっています。

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