元ネタ・サンプリング Melvoni – NY (2020) 元ネタは50 Centとビーフを巻き起こすも、本人は困惑していた

2020年代
2020年代M
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Melvoni – NY (2020)

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楽曲情報

Melvoni
出身地 :ニューヨーク、ブルックリン
生年月日:2003年
ジャンル:Hip Hop
兄   :Lil Tjay

プロデューサー
​jwestbeats

元ネタ・サンプリング
Ja Rule feat. Fat Joe & Jadakiss – New York (2004)
Boogie Down Productions – 100 Guns (1990)

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元ネタ・サンプリング 1

Ja Rule feat. Fat Joe & Jadakiss – New York (2004)

元ネタになったのは、ニューヨーククイーンズ出身のラッパーJa Ruleの「New York」(2004)です。

この曲は彼の6枚目のアルバム「R.U.L.E.」(2004)に収録し、アルバムはR&B/Hip Hopチャート3位にランクイン。

この曲の楽曲プロデューサーを務めたCool & Dreは、客演で参加しているFat Joeの為に制作したものの本人に断られ為、Jadakissが興味を示したとか。

その経緯を知ったJa RuleのレーベルのボスIrv Gottiは、Ja Ruleにそのことを伝え2人を楽曲にフィーチャーすることになりました。

また曲中でJa Ruleが、当時ビーフ関係であった50 Centと所属していたG-UnitをDis。

これに50 Cent「Piggy Bank」(2005)で応戦し、Fat JoeJadakissに対して口撃したことで話題になりました。

この曲についてFat Joeは次のように明かしています。

あれはニューヨークをテーマにしたものだったんだ。
あのビデオを撮影したとき、街には5000~10,000人の人がいたんだ。
あの雰囲気は最高だったね。 今日に至るまで、俺のラップキャリアの中で最も誇りに思っているトラックだよ。
Jadakissにも楽曲参加してもらったけど、まさか彼が50 Centと揉めることになるとは思わなかったね。
その後何年か経つうちに、WWFのようなプロレスに変わっていったので、『よし、わかった』と思ったよ。 
でも当時は、人生で一度も見下されたことがなかったからどう受け止めていいかわからなかったね。
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元ネタ・サンプリング 2

Boogie Down Productions – 100 Guns (1990)

さらに深堀りするとJa Ruleの「New York」(2004)は、ラップグループBoogie Down Productions100 Guns」(1990)をサンプリングしています。

ニューヨークを代表するベテランラッパーKRS-Oneや、プロデューサーのD-Niceが所属していたこのグループの4枚目のアルバム「Edutainment」(1990)に収録。

アルバムの大半をKRS-Oneが手掛け「100 Guns」KRS-One自らセルフプロデュースしています。

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終わりに

元ネタの客演で参加したFat Joeは、まさか50 Centとビーフ関係になるとは思っていなかったようですね。

当時は明らかになっていなかった裏話が、数年の時を経て明らかになることで、聴いているこちらもどこか当時を思い出す懐かしい感情になりますね。

ぜひこの機会に元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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