Lil Tjay (リル・ティージェイ)はSoundCloudで楽曲をリリースしてキャリアをスタートし、シングル「Brothers」(2018)で注目を集め、Columbia Recordsと契約を交わします。
2019年にはPolo Gとのヒットシングル「Pop Out」で一躍注目を集め、同年にデビューアルバム「True 2 Myself」をリリースし、全米チャート5位を記録。
2020年には、ニューヨークドリルにフォーカスしたミックステープ「State of Emergency」をリリースしたほか、セカンドアルバム「Destined 2 Win」(2021)に収録されているシングル「Calling My Phone」は、全米チャート3位を記録するヒットとなりました。
そんな彼が、2022年初のシングル「In My Head」(2022)をリリース。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Lil Tjay – In My Head (2022)
楽曲情報
Lil Tjay (リル・ティージェイ)
出身地 :ニューヨーク、ブロンクス
生年月日:2001年4月30日
ジャンル:Hip Hop
レーベル
Columbia Records
プロデューサー
Yvng Finxssa
元ネタ・サンプリング
Iyaz – Replay (2009)
“In My Head” 元ネタ・サンプリング
Iyaz – Replay (2009)
元ネタになったのは、バージン諸島トルトラ島出身のシンガーIyaz (アイヤズ)の「Replay」(2009)です。
彼は、プロデューサーのJ.R. Rotemが立ち上げたレーベルBeluga Heights Recordsに在籍し、同レーベルにはSean KingstonやJason Deruloなど2000年代後期にヒットシンガーを輩出しています。
そのため、この曲はJ.R. Rotemがプロデュースし、Sean Kingston、Jason Deruloが作詞を担当。
彼のデビューアルバム「Replay」(2010)からリードシングルとしてリリースされ、全米チャート2位、UKチャート1位を獲得。
4カ国以上のチャートで1位を獲得し、世界各国のチャートを席巻するなど、デビューシングルながら世界的なヒットソングになりました。
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