Iyaz (アイヤズ)は、Sean KingstonがMyspaceを通して彼を見つけ、2008年にTime Is Money/Beluga Heightsとレコーディング契約を交わします。
2009年にSean Kingston、Jason Deruloが共同提供したシングル「Replay」は、UKチャート1位、全米チャート2位を記録する世界的ヒットとなりました。
Jason Deruloの記事はこちら。
今回は、彼のセカンドシングル「Solo」(2010)をピックアップ。
MVは、彼の故郷であるバージン諸島のトルトラ島で撮影され、色鮮やかな島の風景が印象的な作品に仕上がりました。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Iyaz – Solo (2010)
楽曲情報
Iyaz (アイヤズ)
出身地 :バージン諸島トルトラ島
生年月日:1987年4月15日
レーベル
T.I.M.E.
Beluga Heights Records
Warner Records
Asylum Records
プロデューサー
J. R. Rotem
元ネタ・サンプリング
Janet Jackson – Again (1993)
“Solo” 元ネタ・サンプリング
Janet Jackson – Again (1993)
元ネタになったのは、インディアナ州ゲーリー出身のシンガーJanet Jackson (ジャネット ジャクソン)の「Again」(1993)です。
彼女の5枚目のアルバム「Janet」(1993)に収録され、アルバムは全米チャート1位を獲得。
この曲は、もともとプロデューサーデュオのJimmy Jam & Terry Lewisがアルバム用に考えていた実験的なサウンドでしたが、彼女が初主演した映画「Poetic Justice」の映画プロデューサーがサントラ用に依頼したことにより、本格的に制作が始まりました。
その後、この曲は映画のエンディング曲として使われ、アカデミー賞とゴールデングローブ賞の「オリジナル楽曲賞」にノミネート、全米シングルチャート1位を獲得しています。
また映画の撮影後にアルバム「Janet」の制作に取り掛かったJanet Jacksonは、次のように明かしています。
「Rhythm Nation」はヘビーな作品だったし、「Poetic Justice」も重い映画だったから、もっと軽くて大胆なものを作りたかったの。 このアルバムを書いたとき、マヤの美しい言葉に触発されて、ロマンチックな心境になったわ。
この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。
コメント