元ネタ・サンプリング $NOT & A$AP Rocky – Doja (2022) イントロから日本のバンドをサンプリング!

2020年代
2020年代S
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2016年にSoundCloudを通じてラップのキャリアを始めた$NOTは、2018年にデビューEP「THE TI$$UE FILES」をドロップ。

同年にリリースしたシングル「GOSHA」(2018)がYouTubeでヒットしたころをきっかけに300 Entertainmentと契約し、同曲を収録したデビューアルバム「- TRAGEDY +」(2020)をリリース。

その後、Lyrical Lemonade監修のもとシングル「Revenge」「Mean」のMVを発表し、セカンドアルバム「Beautiful Havoc」(2020)をリリースするなど、精力的に活動しています。

若手注目株の$NOTは、2022年に3枚目のアルバム「Ethereal」をドロップ。

全14曲収録で、Juicy JJoey Bada$$Trippie Reddらがゲスト参加しています。

今回はこのアルバムから、A$AP Rocky (エイサップ・ロッキー)とコラボ曲「Doja」(2022)をピックアップ。

ここでは、この曲の元ネタについて解説します。

$NOT & A$AP Rocky – Doja (2022)

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楽曲情報

$NOT
出身地 :フロリダ州ウェストパームビーチ
生年月日:1997年12月16日
ジャンル:Hip Hop

A$AP Rocky (エイサップ・ロッキー)
出身地 :ニューヨーク、ハーレム
生年月日:1988年10月3日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
300 Entertainment

プロデューサー
Dee B

元ネタ・サンプリング
KENSO – 内部への月影 (1982)

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“Doja” 元ネタ・サンプリング

KENSO – 内部への月影 (1982)

元ネタになったのは、神奈川県で結成されたバンドKENSO「内部への月影」(1982)です。

この曲は、彼らのセカンドアルバム「KENSO Ⅱ」(1982)に収録。

このアルバムは2002年にリマスターされCDで再発され、ボーナストラックにはライブ音源が収録されています。

バンドは、ギター兼リーダーの清水義央を中心に結成され、彼が通っていた神奈川県立相模原高等学校、通称「県相」から名前を取ってキャリアをスタートさせます。

バンド名の英語表記は、1stアルバム発売時から「KENSO」とし「喧騒」などの意味を含ませているようですが、2003年に同高校の創立40周年記念式典でライブを行いました。

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終わりに

$NOTは、自身のラップスタイルを確立するに至った経緯を明かし、あくまでも楽しいからラッパーであることを明かしています。

歌い始めてすぐだったんだ。その時「おー、楽しいなぁ〜」って思ったんだ。
俺はただ楽しみたいだけなんだ。
あまり考え過ぎると、かえってダメになる。
楽な曲は爆発するんだ。
TikTokで見たけど、子供たちは曲の中の一部分を見つけると、それが爆発的に広がってプラチナになるんだ。
でも、俺はそういう理由でやっているわけではないんだ。
ただ、楽しいから。いつもそうなんだ。

また今作のアルバム「Ethereal」について

「Ethereal」と呼ばれているのは、それぞれの曲が別の世界に属しているように聞こえるからなんだ。

と明かし、1曲1曲に思い入れがあるように感じます。

この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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