2021年に自身の名前を使用した12枚目のアルバム「Khaled Khaled」を発表したDJ Khaled。
Jay-Z、Nas、Justin Bieber、Drakeと人気アーティストが勢揃いした今作は、全米チャート1位を獲得。
下記リンクのバックナンバーでも紹介しています。
今回はこのアルバムからBuju Banton、Capleton、Bounty Killerとレゲエ界の重鎮が参加した「WHERE YOU COME FROM」をピックアップ。
この曲は、80年代に人気を博したレゲエナンバーをイントロから大胆にサンプリング。
元ネタについて解説します。
DJ Khaled feat. Buju Banton, Capleton, & Bounty Killer – WHERE YOU COME FROM (2021)
楽曲情報
DJ Khaled
出身地 :ルイジアナ州ニューオーリンズ
生年月日:1975年11月26日
ジャンル:Hip Hop
Buju Banton
出身地 :ジャマイカ、キングストン
生年月日:1973年8月15日
ジャンル:Reggae
Capleton
出身地 :ジャマイカ
生年月日:1967年4月13日
ジャンル:Reggae
Bounty Killer
出身地 :ジャマイカ、キングストン
生年月日:1972年6月12日
ジャンル:Reggae
レーベル
Epic Records
We The Best Music
プロデューサー
DJ Khaled
9th Wonder
STREETRUNNER
Tarik Azzouz
元ネタ・サンプリング
Barrington Levy – Under Mi Sensi (1985)
“WHERE YOU COME FROM” 元ネタ・サンプリング
Barrington Levy – Under Mi Sensi (1985)
元ネタになったのは、ジャマイカ出身のレゲエアーティストBarrington Levyの「Under Mi Sensi」 (1985)です。
この曲は彼のアルバム「Here I Come」(1985)に収録し、Time I RecordsからLPでリリース。
1988年にCDで再発され「Under Mi Sensi」は、レゲエチャートでヒットを記録。
後にレゲエクラシックになり、2003年にMr. Vegasによってサンプリングされるなど、今なお輝き続ける名曲になりました。
Mr. Vegas, Alozade & Hollow Point – Under Mi Sensi (2003)
終わりに
DJ Khaledの前作のアルバム「Father of Asahd」(2019)でも、Buju BantonやSizzla、Mavadoなどのレゲエシーンを盛り上げてきたアーティストを起用しており、ヒップホップの枠を超えたコラボレーションには毎回度肝を抜かれます。
また今回のアルバムでは、紹介しきれないほど数多くのサンプリングしており、聞き応えのある1枚に仕上がったのではないでしょうか。
どの楽曲もシングル級の豪華な作品となっていますので、この機会に聴いてみてはいかがでしょうか。
DJ Khaled feat. Buju Banton, Sizzla, Mavado & 070 Shake – Holy Mountain (2019)
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