デビューアルバム「Painting Pictures」(2017)が全米チャート3位を記録し、収録曲の「Tunnel Vision」は、キャリア初の全米チャートトップ10入りを果たしたKodak Black (コダック・ブラック)。
翌年Travis ScottとOffsetがゲスト参加したセカンドアルバム「Dying to Live」(2018)をドロップし、「ZEZE」は全米チャート2位を記録。
YouTubeでは2億再生を超えるヒットとなり、彼の代表曲の1つになりました。
そんな彼が率いるレーベル “Sniper Gang” のレーベルコンピレーションアルバムからリードシングル「Super Gremlin」(2021)をリリース。
イントロから早回ししたハイトーンのフレーズをサンプリングしたこの曲は、すでにチャートインしており、多くのオーディエンスから注目を集めています。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Kodak Black – Super Gremlin (2021)
楽曲情報
Kodak Black (コダック・ブラック)
出身地 :フロリダ州ポンパノビーチ
生年月日:1997年6月11日
ジャンル:ヒップホップ
レーベル
Atlantic Records
Warner Music Group
Sniper Gang Records
プロデューサー
Jambo
ATL Jacob
元ネタ・サンプリング
How to Loot Brazil – Errror (2019)
“Super Gremlin” 元ネタ・サンプリング
How to Loot Brazil – Errror (2019)
元ネタになったのは、ドイツのノルトラインヴェストファーレン州出身のエレクトロポップバンドHow to Loot Brazilの「Errror」(2019)です。
彼らは80年代に大きくインスパイアされたバンドで、2010年頃にキャリアをスタート。
これまでに6枚のアルバムをリリースし、今作はその中から「Hell Is Other People」(2019)に収録され、アップテンポなダンスナンバーに仕上がっています。
終わりに
MVの公開から1ヶ月も経たない間にYouTubeでは1000万再生を超え、レーベルコンピレーションアルバムへの期待が高まる1曲になりました。
またこのアルバムは全11曲収録され、そのうち8曲にKodak Blackが参加しており、彼の本気具合が伺えます。
アルバムのリリースまでは、今作と元ネタを併せて聞き込んでみてはいかがでしょうか。
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