Coi Leray (コイ・リレイ)はマサチューセッツ州ボストン出身で、彼女のシングル「No More Parties」は2021年に全米チャートで初めてランクインし、同年にはXXL誌の「Freshman Class」に選出され、全米中から注目を集めました。
翌年、彼女はデビューアルバム「Trendsetter」(2022)をリリースし、彼女のシングル「Players」(2022)は全米チャートでトップ10入りを果たし、現在までにSpotifyで2億回以上ストリーミングされています。
「Players」の元ネタはこちら。
そして今回、シングル「My Body」(2023)をリリースしました。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Coi Leray – My Body (2023)
“My Body” 楽曲情報
リリース日
2023年4月28日
レーベル
1801 Records
Uptown Records
Republic Records
プロデューサー
Johnny Goldstein
Worldwide Fresh
Feli Ferraro
Coi Leray
元ネタ・サンプリング
Lesley Gore – It’s My Party (1963)
“My Body” 元ネタ・サンプリング情報
Lesley Gore – It’s My Party (1963)
元ネタになったのは、ニューヨーク出身のシンガーLesley Gore (レスリー・ゴーア)の「It’s My Party」(1963)です。
この曲は、彼女のデビューアルバム「I’ll Cry If I Want To」(1963)に収録されており、アルバムからのリードシングルとしてリリースされました。
名プロデューサーQuincy Jonesが彼女の家に持ち込んだ約200枚のデモのうちの1枚であることが明らかになったこの曲は、全米チャートで1位を獲得し、一躍彼女の名前を全米中に知らしめることとなりました。
また、2021年にはTikTokでこの曲のリミックスバージョンが使用され、再び注目を浴びることとなりました。
コイ・リレイがニューアルバムについて明かす
Coi Lerayはシングル「Players」のヒットを皮切りに、David GuettaやRayeとのコラボ曲、自身のシングル「Bops」をリリースするなど、精力的な活動を見せています。
さらに、彼女は次作アルバムのリリースを示唆し、その作品について次のように明かしています。
多くの見出しは、私の本当の才能と神が私をここに連れてきたことを覆い隠しているような気がするの。 だから、このアルバムをリリースするのが待ちきれないわ。 このアルバムがそれを示すことになるからね。 そして、セカンドアルバムはみんなが「Trendsetter」に戻り、くだらないことやネガティブな見出し、Coi Lerayが常に話題になるのではなく、音楽に対して実際に感謝するようになるわ。 このアルバムは全て私自身についてのものよ。
Coi Lerayは、しばしば言動や行動についてメディアやオーディエンスから批判を浴びていますが、次回作のアルバムに関しては、自身について詳しく明かした上で、オーディエンスが音楽にフォーカスするようになることを期待しているようです。
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