2019年7月、Megan Thee Stallionの「Hot Girl Summer」という言葉が、Instagramのハッシュタグ「#hotgirlsummer」で17万回以上、Twitterでは1カ月でなんと200万回使用されるほど大流行しました。
翌月には、Nicki Minaj (ニッキー・ミナージュ)、Ty Dolla $ign (タイ・ダラー・サイン)をゲストに迎えたシングル「Hot Girl Summer」をリリース。
この曲は、全米リズミックエアプレイチャート1位を獲得し、Megan Thee Stallionにとって同チャートで初の1位となりました。
ここでは、この曲の背景と元ネタについて解説します。
Megan Thee Stallion feat. Nicki Minaj & Ty Dolla $ign – Hot Girl Summer (2019)
“Hot Girl Summer” 楽曲情報
レーベル
1501 Certified Entertainment
300 Entertainment
プロデューサー
Bone Collector
Crazy Mike
Juicy J
元ネタ・サンプリング
City Girls – Act Up (2018)
“Hot Girl Summer” 元ネタ・サンプリング情報
City Girls – Act Up (2018)
元ネタになったのは、フロリダ州マイアミで結成したフィメールラップデュオCity Girls (シティ・ガールズ)の「Act Up」(2018)です。
この曲は、彼女たちのデビューアルバム「Girl Code」(2018)に収録され、アルバムからセカンドシングルとしてリリースされました。
また、リリースから半年後にMVも公開されましたが、メンバーのJTは、クレジットカードの不正使用に関する加重個人情報窃盗の罪で有罪判決を受け、服役していたため出演していません。
また、この曲にはラッパーのLil Yachtyがソングライターとしてクレジットされ、MVにも出演していますが、後にJTの最後のバース以外の歌詞は全て彼が書いたと明らかにしています。
彼女たちの考え方を理解することで、この仕事を成し遂げたんだ。 というのも、俺は彼女たちを個人的に知っているし、女性が何を聞きたがるかも知っているからね。
「Hot Girl」の意味とは?
SNSで話題となった「Hot Girl」の意味についてMegan Thee Stallionは「女性も男性も、楽しい時間を過ごし、友達を盛り上げ、自分らしく、誰に何を言われようが気にしない」と答え、Twitterでは本当の意味を明確に定義しています。
Hot Girlであることは、堂々としたあなたであること、楽しむこと、自信を持つこと、あなたの真実を生きること、パーティーの主役になることなどだわ。
この機会に、元ネタと併せて聞いてみてはいかがでしょうか。
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