Megan Thee Stallion (ミーガン・ジー・スタリオン)
出身地 :テキサス州ヒューストン
生年月日:1995年2月15日
ジャンル:Hip Hop
レーベル
1501 Certified Entertainment
300 Entertainment
プロデューサー
Helluva Beats
元ネタ・サンプリング
2Pac – Ratha Be Ya Nig**a (1996)
Megan Thee Stallion – B.I.T.C.H. (2020)
元ネタ・サンプリング
Megan Thee Stallion (ミーガン・ジー・スタリオン)のシングル「B.I.T.C.H.」は、2Pacの「Ratha Be Ya Nig**」をサンプリングしています。元ネタはこちら。
2Pac – Ratha Be Ya Nig**a (1996)
1996年に25歳の若さでこの世を去った2Pacの1996年作。この曲は彼の生前最後のアルバム「All Eyez on Me」に収められており、クラブアンセムにもなった「California Love」も収録されています。
2Pac feat. Dr. Dre – California Love (1995)
彼の代表曲とも言われるナンバーが収録されたアルバムは、全米チャート1位に輝いたのと同時に、世界的にヒットした初のHip Hopアルバムとして歴史に名を残すことになりました。
B.I.T.C.H.
Megan Thee Stallionのプロジェクト「Suga」から、リードシングルとしてリリースされたこの曲はR&B/Hip Hopチャート15位にランクイン。制作時に彼女は「私はちょうどショーをやり終えたところだったよ。どんな状態だったか覚えていないけど、ショーを終えてシャワーを浴びようとしていたんだ。それでA&Rに連絡したら、『2Pacの『Rather Be Ya Ni**a』をリメイクしたい』って言われたんだ。それでHelluva Beatsにビートを作ってもらったんだ。彼は文字通り次の日にビートを送ってきたんだ。飛行機の中で少し書いて、残りは次の州のホテルの部屋で書いたんだ。その次の週にラスベガスにレコーディングに行ったんだ」と1週間も経たずにレコーディングまで済ませた経緯を語っています。
また「私はTupacが大好きで、「Ratha Be Ya Nig**a」は自分のプレイリストに入っているんだよ。Tupacは素晴らしいエネルギーを持っているんだ。彼はセクシーだけど、同時にギャングスターのようでもあるんだ」と2Pacにリスペクトしている様子も伺えます。
プロデューサー
先ほどMegan Thee Stallionが語っていた中に名前が挙ったHelluva Beatsがプロデュースしています。彼はデトロイトのアーティストを100人以上も手掛けてきたと言われるほどのプロデューサーで、その中でもラッパーのTee Grizzleyの作品を多く手掛けています。Megan Thee StallionはTee Grizzleyのファンでもあり「彼の大ファンなんだけど、彼のラップを聞くたびに、”クソハードだな “って思うんだ」と明かし、それがきっかけでHelluva Beatsにビートを依頼したとか。ちなみに彼が手掛けた「First Day Out」はYouTubeで1億回を超えるヒットになっています。
Tee Grizzley – First Day Out (2017)
他にもBig Sean、Kodak Black、42 Dugg、A Boogie wit da Hoodieなどプロデュースし、デトロイトから全米中に知名度を上げてる活躍ぶりです。今後も彼の作品には要注目です!
また2020年は複数部門でグラミー賞にノミネートされ、大きく飛躍した年になったMegan Thee Stallion。公私共に注目を集める彼女の今後の活動からは目が離せません!
記事で紹介した楽曲についてのダウンロードリンクはこちらになります。お気に入りの1曲があれば購入して頂けると嬉しいです。
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