元ネタ・サンプリング JACKBOYS & Travis Scott feat. Young Thug – OUT WEST (2019) 今は亡きラッパーをサンプリング?!

2010年代
2010年代J
スポンサーリンク

JACKBOYS (ジャック・ボーイズ)
結成  :2019年
ジャンル:Hip Hop
メンバー:Travis Scott, Sheck Wes, Don Toliver, Chase B, Luxury Tax

Travis Scott (トラビス・スコット)
出身地 :テキサス州ヒューストン
生年月日:1992年4月30日
ジャンル:Hip Hop

Young Thug (ヤング・サグ)
出身地 :ジョージア州アトランタ
生年月日:1991年8月16日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
Cactus Jack Records
Epic Records

プロデューサー
Buddah Bless
Jabz

元ネタ・サンプリング
Bankroll Fresh feat. Skooly & 2 Chainz – Take Over Your Trap (2015)

JACKBOYS & Travis Scott feat. Young Thug – OUT WEST (2019)

スポンサーリンク

元ネタ・サンプリング

人気ラッパーTravis Scott (トラビス・スコット)が率いるCactus Jack Records。このレーベルに所属しているラッパーとDJで構成されているグループJACKBOYS (ジャック・ボーイズ)が、同タイトルのアルバム「JACKBOYS」をドロップ。表題曲の「OUT WEST」はこのアルバムに収録されています。
この曲はBankroll Freshの「Take Over Your Trap」をサンプリングしています。元ネタはこちら。

Bankroll Fresh feat. Skooly & 2 Chainz – Take Over Your Trap (2015)

ジョージア州アトランタ出身のラッパーBankroll Freshの2015年作。この曲は、彼の名前が作品名になったミックステープ「Bankroll Fresh」に収録されています。しかし翌年に幼馴染のラッパーNo Plugと口論になり、銃撃戦に発展。現場には50個以上の薬莢が散乱し、激しい撃ち合いになりました。結果Bankroll Freshが最初の発砲をしたものの、正当防衛で銃殺されています。また撃ったNo Plugは正当防衛と見なされた為、起訴もされず捜査自体も終わりを迎えています。

スポンサーリンク

OUT WEST

残念な形で命を落としたBankroll Freshをサンプリングした「OUT WEST」は、アルバムから3枚目のシングルとしてリリースされR&B/Hip Hopシングルチャート15位にランクイン。またTikTokでも独特な(?)ダンスが流行をみせているようです。

アルバムは全米アルバムチャート1位にランクインし、カナダ、オーストラリアチャートでも1位に輝いています。さらに7曲全てが、全米シングルチャートTop100に入る快挙も達成しています。

スポンサーリンク

プロデューサー

今作はBuddah Bless、Jabzが手掛けています。その中でもBuddah Blessが手掛けた作品は、イントロに「Buddah bless this beat〜」のプロデューサータグが入るのが特徴的です。彼は2019年にChris Brownのアルバム「Indigo」から「Heat」をプロデュース。アルバムはChris Brownのキャリアで3枚目となる全米チャート1位に輝きました。

Chris Brown feat. Gunna – Heat (2019)

Buddah Blessは2020年にMegan Thee Stallionのシングル「Don’t Stop」を手掛け、収録されていたアルバム「Good News」はデビュー作ながら全米チャート2位にランクインしました。ヘビーなビートに2人の畳み掛けるラップがクールに仕上がっていますね。

Megan Thee Stallion feat. Young Thug – Don’t Stop (2020)

他にもMigosやSaweetie、2 Chainzなどラッパーを中心に手掛けています。特にMigosの作品は、数多く手掛けてきているので、今後の彼らの作品にはBuddah Blessがクレジットされる可能性は高いです。旬のラッパーのプロデューサーに抜擢されている彼からは目が離せません!

スポンサーリンク

終わりに

現代のラップ界を牽引していると言っても過言ではないTravis Scott。彼の率いるCactus Jack Records、JACKBOYSは共に若くフレッシュなので、今後の動きが非常に気になりますね。またソロでもSheck Wes、Don Toliverは勢いがあるのでそちらからも目が離せません!この機会に彼らのもう一度聞いてみてはいかがでしょうか。

記事で紹介した楽曲についてのダウンロードリンクはこちらになります。お気に入りの楽曲があれば購入して頂けると嬉しいです。

スポンサーリンク
musicdictionary2021をフォローする




Music Dictionary

コメント

タイトルとURLをコピーしました