元ネタ・サンプリング Ray BLK feat. Kaash Paige – MIA (2021) DeBargeをネタ使いしたR&Bソング!

2020年代
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ナイジェリアで生まれ、幼少期にイギリス、ロンドンへ移住したRay BLK (レイ・ブラック)

2015年にキャリアをスタートさせ、イギリスの放送局 “BBC” が選出する「Sound of 2017」を受賞。

これはBBCが毎年開催しており、若手アーティストの発掘のために、音楽評論家や業界関係者による投票で決められています。

Ray BLKAnderson .PaakJorja Smithといった注目株を押さえて受賞し、一躍熱い眼差しが向けられるようになりました。

今回はそんな彼女のシングル「MIA」をピックアップ。

この曲はDeBargeの名曲をサンプリングし、彼女の透明感のある歌声が響き渡るナンバーに仕上がりました。

元ネタについて解説します。

Ray BLK feat. Kaash Paige – MIA (2021)

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楽曲情報

Ray BLK (レイ・ブラック)
出身地 :イギリス、ロンドン
生年月日:1994年8月2日
ジャンル:R&B

Kaash Paige
出身地 :テキサス州ダラス
生年月日:2001年1月8日
ジャンル:R&B

レーベル
Island Records
Universal Music Group

プロデューサー
ADP

元ネタ・サンプリング
DeBarge – Stay with Me (1983)

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“MIA” 元ネタ・サンプリング

DeBarge – Stay with Me (1983)

元ネタになったのは、80年代を中心に数々の作品を残してきたR&BグループDeBargeStay with Me」(1983)です。

この曲は彼らの3枚目のアルバム「In a Special Way」(1983)に収録し、アルバムはR&Bチャート4位にランクイン。

収録曲の「Time Will Reveal」が全米R&Bチャート1位に輝き、アメリカでゴールド認定を受けるヒットとなりました。

またこのアルバムはシングル曲以外にも上述した「Stay with Me」「A Dream」などの楽曲が、のちのヒップホップやR&Bでのサンプリングソースとして使用され、評論家からは高い評価を得た作品になりました。

またラッパーのMoneybagg Yoのシングル「Wockesha」(2021)でもサンプリングしており、再び注目を集める楽曲になっています。

「Wockesha」の記事はこちら。

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終わりに

9月にデビューアルバム「Access Denied」をリリースするとアナウンスしたRay BLK

トラックリストも公開されておりGiggsStefflon Donがゲスト参加し、全14曲収録予定になっています。

またこの作品について本人がコメントを明かしています。

「Access Denied」は私のように失望を知りすぎて、自分を守るために壁を作ることを学んでしまった人のためのアルバムだわ。
私は子供の時にガードが固くなってしまって、人との愛を恐れ、そして音楽業界で何度もノーと言われたりして落ち込んだりしたけど、それに立ち向かったことを打ち明けているわ。

人間関係や人生での悩みを明かした作品に仕上がっているとのことで、リリース予定のアルバムにも期待が膨らみますね。

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