2020年に発表したデビューアルバム「missunderstood」は全米チャート9位にランクインし、その人気を受けて翌年にデラックスエディションをリリースしたQueen Naija (クイーン・ナイジャ)。
今回そのアルバムから人気ラッパーLil Durk (リル・ダーク)をフィーチャーした「Lie To Me」をピックアップ。
この曲はR&BグループDeBarge (デバージ)の名曲を、イントロからサンプリングしたことで注目を集めました。
Queen Naija feat. Lil Durk – Lie To Me (2020)
アルバム収録曲の記事はこちら。
楽曲情報
Queen Naija (クイーン・ナイジャ)
出身地 :ミシガン州イプシランティ
生年月日:1995年10月17日
ジャンル:R&B
Lil Durk (リル・ダーク)
出身地 :イリノイ州シカゴ
生年月日:1992年10月19日
ジャンル:Hip Hop
レーベル
Capitol Records
プロデューサー
Alex Niceforo
OAK
Keith Sorrells
元ネタ・サンプリング
DeBarge – A Dream (1983)
“Lie To Me” 元ネタ・サンプリング
DeBarge – A Dream (1983)
元ネタとなったのは、80年代に数々の名曲を残したグループDeBarge (デバージ)の「A Dream」(1983)です。
彼らの3枚目のアルバム「In a Special Way」(1983)に収録し、全米R&Bチャート4位にランクイン。
レコーディングエンジニアのBarney Perkinsは特にこの曲がお気に入りで、グループのメンバーがレコーディングのためスタジオに来るたびにこの曲を流していたとか。
また2Pacの「I Ain’t Mad at Cha (1996)」がサンプリングしたことでも知られ、Mary J. Bligeはカバー曲を発表するなど、現代のブラックミュージックに大きな影響を与えた作品でもあります。
2Pac feat. Danny Boy – I Ain’t Mad at Cha (1996)
Mary J. Blige A Dream (1997)
終わりに
現代風にサンプリングしたことで、Queen Naijaの歌声とLil Durkのメロディアスなラップがマッチしたナンバーになりました。
またQueen Naijaのアルバムはネタ使いした楽曲が多数収録しており、幅広い年代のオーディエンスの心を掴む作品に仕上がっています。
この機会にアルバムと併せて聞いてみてはいかがでしょうか。
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