楽曲情報
Nicky Jam (ニッキー・ジャム)
出身地 :プエリトルコ
生年月日:1981年3月17日
ジャンル:Reggaeton
Daddy Yankee (ダディー・ヤンキー)
出身地 :プエルトリコ
生年月日:1977年2月3日
ジャンル:Reggaeton
レーベル
We The Best Music
Epic Records
La Industria, Inc.
Sony Music Latin
プロデューサー
Daddy Yankee
Scott Summers
Play-N-Skillz
元ネタ・サンプリング
Ini Kamoze – Here Comes The Hotstepper (1994)
Nicky Jam & Daddy Yankee – Muevelo (2020)
元ネタ・サンプリング
Ini Kamoze – Here Comes The Hotstepper (1994)
元ネタとなったのは、ジャマイカ出身のレゲエアーティストIni Kamozeの「Here Comes The Hotstepper」です。
この曲は全米チャートで2週に渡って1位に輝き、UKR&Bチャートでも1位を獲得。
また世界13カ国のチャートでトップ10入りを果たし、彼らの代表曲にもなりました。
またこの曲は、Cannibal & the Headhuntersの「Land of 1000 Dances」をサンプリングしています。
Cannibal & the Headhunters – Land of 1000 Dances (1964)
サントラ “Bad Boys for Life”
この曲はアクション映画「バッドボーイズ」シリーズの第3弾「バッドボーイズ・フォーライフ」のサントラに収録されています。
映画ではウィル・スミスとマーティン・ローレンスが再び主演を務め、全世界で4億2,650万ドルの興行収入を記録。
2020年に公開された映画の中で3番目に高い興行収入を記録し、シリーズの中で最も高い興行収入となりました。
映画のサントラは全10曲収録され、全米サントラチャート3位にランクイン。
サントラからリード曲となった「RITMO」はBlack Eyed Peas, J Balvinを擁し、全米ラテンチャートでは、24週にわたって1位を記録。
またMVはYouTubeで公開後、わずか3週間で1億3000万回の再生回数を記録し、現在8億回以上の再生回数と大ヒットしています。
Black Eyed Peas, J Balvin – RITMO (Bad Boys For Life) (2019)
Muevelo
この曲はサントラからセカンドシングルとして発表され、全米ラテンチャート10位にランクイン。
プロデューサーにはDaddy Yankee、Scott Summers、Play-N-Skillzが務め、この中からPlay-N-Skillzは実の兄弟ユニットとして活躍しています。
2007年にChamillionaireの「Ridin’」をプロデュースし、全米チャートで2週に渡って1位を獲得。
第49回グラミー賞では「Best Rap Performance」を受賞し「Best Rap Song」にもノミネートされています。
Chamillionaire feat. Krayzie Bone – Ridin’ (2007)
またPlay-N-Skillzは2016年にLatium Records / Sony Latinと契約し、ラテン系のにウエイトを置いて楽曲制作に励みます。
2019年にDaddy Yankee (ダディー・ヤンキー)の「Con Calma」を手掛け、全米ラテンチャートでは14週にわたって首位を獲得。
キャッチーなサビと大ネタ使いで世界各国のオーディエンスの心を掴み、5カ国以上のチャートで1位に輝き、2019年を代表するラテンチューンとなりました。
Daddy Yankee & Snow – Con Calma (2019)
この曲は記事にしていますので、そちらも見て頂けたら嬉しいです。
終わりに
Nicky JamとDaddy Yankeeによる「Muevelo」はいかがでしたでしょうか。
ベテランプロデューサーが手掛け、ネタ使いすることで、キャッチーで万人ウケするナンバーとなりました。
この機会に好評であった映画とサントラを聞いてみてはいかがでしょうか。
コメント