元ネタ・サンプリング VEDO & OG Parker – Soon As I Get Home (2022) VEDOがコラボEPをドロップ!1曲目には大ネタを大胆にサンプリング!

2020年代
2020年代V
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Ella Mai「Boo’d Up」Nelly「Dilemma」のカバーでYouTubeで注目を集めたR&BシンガーのVEDO (ヴェド)は、2015年に発表したプロジェクト「93」に収録されている「4 Walls」はYouTubeで4000万再生を記録。

また、2020年にはアルバム「For You」から「You Got It」(2020)はTikTokでバイラルヒットし、Spotifyでは2億9000万回ストリーミングされるヒットとなりました。

そんな彼が、Migos「Walk It Talk It」「Slippery」などのヒットソングを手掛けたアトランタ出身のプロデューサーOG Parker (OG パーカー)とのコラボEP「While You Wait」(2022)をドロップ。

全8曲収録された今作から、今回はオープニングを飾る「Soon As I Get Home」(2022)をピックアップ。

ここでは、この曲の元ネタについて解説します。

VEDO & OG Parker – Soon As I Get Home (2022)

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楽曲情報

VEDO (ヴェド)
出身地 :ミシガン州ベントンハーバー
生年月日:1993年2月25日
ジャンル:R&B

OG Parker (OG パーカー)
出身地 :ジョージア州アトランタ
生年月日:1993年10月27日
ジャンル:Hip Hop, R&B

レーベル
New Wav Music Group
Island Prolific
EMPIRE

プロデューサー
OG Parker
Romano
Platinum Libraries

元ネタ・サンプリング
The Isley Brothers – Between the Sheets (1983)

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“Soon As I Get Home” 元ネタ・サンプリング

The Isley Brothers – Between the Sheets (1983)

元ネタになったのは、オハイオ州シンシナティ出身の音楽グループThe Isley Brothers (アイズレー・ブラザーズ)「Between the Sheets」 (1983)です。

彼らは、ゴスペルやドゥーワップの影響を受けてボーカルトリオとしてキャリアをスタートさせ、その後ギタリストやキーボーディストを加え、ロックやファンク、ポップバラードなどの要素を取り入れたバンドとして成功を収めました。

70年代には、5枚のアルバムがSoulアルバムチャートで1位を獲得するなど人気絶頂期を迎え、1983年の22枚目のアルバム「Between the Sheets」で再び同チャートで1位を獲得。

このアルバムに収録された同名のこの曲は、全米ブラックシングルスチャート3位を記録。

また、その後ビギーことThe Notorious B.I.G.や、Gwen Stefaniなど幅広いジャンルのアーティストにサンプリングされ、これまでに150曲以上で使用されています。

Gwen Stefani – Luxurious (2004)

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コラボレーションの経緯を明かす

プロデューサーのOG Parkerは、今作のEPについて、たまたま現在のR&Bの状況について話し合っていたことがきっかけでリリースに至ったようです。

Vedoと俺は共にR&Bというジャンルの生徒で、それぞれこの業界でヒット作を生み出してきたんだ。
だからそれぞれの才能を合わせて、上から下までしっかりしていて、かつ俺たちにしかできない方法でユニークなプロジェクトを作ることが正しいことだと思ったんだ。

一方、VEDOは自身のInstagramで、EPをリリースした喜びと、プロデューサーやライターへの感謝の気持ちを投稿しています。

このEPを可能にしてくれたプロデューサーとソングライターのみんなに感謝。
このチームは比類ない!

この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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