元ネタ・サンプリング Dr. Dre feat. Snoop Dogg – The Next Episode (1999) 2022年のハーフタイムショーでパフォーマンスされた名曲!

1990年代
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Dr. Dre (ドクター・ドレー)は、ラップグループN.W.A.で全米中にその名を広め、Suge Knightと共にDeath Row Recordsを設立。

1992年のデビューアルバム「The Chronic」は、アメリカ国内で300万枚のセールスを記録し、1993年にアメリカで最も売れたアーティストベスト10に入るヒットとなりました。

またシングル「Let Me Ride」でグラミー賞「ベストラップソロパフォーマンス賞」を受賞し、G-Funkをメインストリームに押し上げ、90年代の西海岸ヒップホップの発展に大きく貢献しました。

そんな彼が、1999年にセカンドアルバム「2001」をドロップ。

今作は、ハードなリリックを多用したギャングスタラップがテーマで、発売初週に51万枚以上を売り上げ、全米チャートで2位を記録。

今回は、このアルバムから3枚目のシングル「The Next Episode」(1999)をピックアップ。

この曲にはKuruptNate Doggがゲスト参加していますが、クレジットされているのはSnoop Dogg (スヌープ・ドッグ)のみになっています。

ここでは、この曲の元ネタについて解説します。

Dr. Dre feat. Snoop Dogg – The Next Episode (1999)

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楽曲情報

Dr. Dre (ドクター・ドレー)
出身地 :カリフォルニア州コンプトン
生年月日:1965年2月18日
ジャンル:Hip Hop

Snoop Dogg (スヌープ・ドッグ)
出身地 :カリフォルニア州ロングビーチ
生年月日:1971年11月20日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
Aftermath Entertainment
Interscope Records

プロデューサー
Dr. Dre
Mel-Man

元ネタ・サンプリング
David McCallum – The Edge (1967)

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“The Next Episode” 元ネタ・サンプリング

David McCallum – The Edge (1967)

元ネタになったのは、イギリス、スコットランド出身の俳優、ミュージシャンのDavid McCallum (デヴィッド・マッカラム)「The Edge」(1967)です。

俳優として名を馳せたDavid McCallumは、1960年代に音楽プロデューサーのDavid Axelrodと共にCapitol Recordsで4枚のアルバムをリリース。

「The Edge」は、そのうちの1枚「Music…A Bit More of Me」(1967)に収録されています。

Dr. Dreがサンプリングしたことで注目を集め、それ以降30曲以上でサンプリングされています。

Masta Ace – No Regrets (2001)

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終わりに

「The Next Episode」は、Snoop Doggのデビューアルバム「Doggystyle」(1993)に収録予定でしたが、元ネタの権利がクリアできなかった為、今作に収録されたようです。

そのためかどうかわかりませんが、Snoop Doggのみクレジットされています。

またMVには、HittmanIce CubeWarren GXzibitなど多くのラッパーが出演し、YouTubeでの再生回数は5億回を超え、リリースから20年以上経った現在でも知られる名曲の1つになっています。

2022年に行われたスーパーボウルハーフタイムショーでは、Dr. Dreの登場と共にこの曲が披露され、会場と多くの視聴者を沸かせました。

この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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