ニューヨーク・ブロンクス出身のラッパーFat Joe (ファット・ジョー)は、プエルトリコ系とキューバ系の両親のもとで育ちました。彼は1990年代後半にヒップホップグループTerror Squadを結成し、その活動を通じて音楽業界で名を広めました。
特に2004年にTerror Squadとしてリリースしたシングル『Lean Back』は、全米チャートで1位を獲得し、大ヒットを記録しました。この曲は、今でもクラブシーンで高い人気を誇り、クラブアンセムとして多くの人々に愛されています。
それから20年後、2024年9月にFat JoeはTerror SquadのメンバーであるDJ Khaled (DJ キャレド)、さらにブラジル出身の人気シンガーAnitta (アニッタ)とともに、待望のコラボシングル『Paradise』をリリースしました。この曲は、幅広い音楽ファンから注目を集めています。
ここでは、この新曲『Paradise』の元ネタや背景について詳しく解説していきます。
Fat Joe, Anitta & DJ Khaled – Paradise (2024)
『Paradise』楽曲情報
リリース日
2024年9月11日
レーベル
RNG
EMPIRE
プロデューサー
DJ Khaled
元ネタ・サンプリング
Stevie B – Spring Love (Come Back to Me) (1988)
『Paradise』元ネタ・サンプリング情報
Stevie B – Spring Love (Come Back to Me) (1988)
元ネタになったのは、フロリダ州マイアミ出身のシンガーStevie B (スティービー・B)の『Spring Love (Come Back to Me)』(1988)です。
Stevie Bは、車の洗車やファーストフード店での仕事など、多くの職を経験した後、1987年にシングル『Party Your Body』がクラブヒットを記録し、一躍アメリカ全土で注目を浴びるようになりました。1988年には、同名のデビューアルバム『Party Your Body』をリリースし、その人気を確立しました。
『Spring Love (Come Back to Me)』は、このアルバムからの3枚目のシングルとしてリリースされ、全米ダンスミュージックチャートで2位を獲得するなど、大きな成功を収めました。
さらに、2013年にはPitbullを迎えたEDM調のリメイク『Spring Love 2013』がリリースされ、現代の音楽シーンにも新たな風を吹き込みました。
Stevie B feat. Pitbull – Spring Love 2013
AnittaがVMAで『Paradise』を初披露!成功と豪華さを祝う曲

Fat Joe、Anitta、DJ Khaledによる『Paradise』は、成功と贅沢なライフスタイルを祝う内容が歌われています。Fat Joeは、自身が世界的に有名で裕福であることや、女性たちにチャンスや贅沢品を与えられる立場にいることを強調しています。一方、Anittaのコーラス部分では、その豪華な体験が「天国のような気分」として描かれ、贅沢な環境や感覚的な喜びが表現されています。曲全体としては、成功、楽しみ、快楽がテーマとなっており、聴く人に華やかな世界観を届けています。
また、2024年9月11日のMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)では、AnittaがFat JoeとDJ Khaledと共に『Paradise』を初披露し、観客を魅了しました。Anittaは、2022年にVMAで初めてブラジル人としてトロフィーを獲得し、今回はシングル『Mil Veces』で「最優秀ラテン賞」を受賞しました。さらに、3年連続で同部門の受賞を果たし、その実力を証明しました。
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