DJ Khaled (DJ キャレド)は、2022年にDrake、Kanye West、Eminemなどのラップスターをゲストに迎え、13枚目のアルバム「God Did」をリリースしました。
このアルバムは、DJ Khaledにとって通算4枚目の全米チャート1位獲得作品となり、その内容が高く評価され、批評家からも賞賛を浴びました。さらに、グラミー賞では「最優秀ラップ・アルバム賞」を含む計5部門でノミネートされ、その輝かしい実績が話題となりました。
そして、2023年8月、DJ KhaledはLil Baby (リル・ベイビー)、Future (フューチャー)、Lil Uzi Vert (リル・ウージー・ヴァート)とコラボシングル「SUPPOSED TO BE LOVED」(2023)をリリースしました。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
DJ Khaled, Lil Baby, Future feat. Lil Uzi Vert – SUPPOSED TO BE LOVED (2023)
“SUPPOSED TO BE LOVED” 楽曲情報
リリース日
2023年8月11日
レーベル
We The Best Music
Def Jam Recordings
Roc Nation
プロデューサー
DJ Khaled
TM88
Slo Meezy
Macnificent
C$D Sid
元ネタ・サンプリング
Michael Jackson – P.Y.T. (Pretty Young Thing) (1982)
“SUPPOSED TO BE LOVED” 元ネタ・サンプリング情報
Michael Jackson – P.Y.T. (Pretty Young Thing) (1982)
元ネタになったのは、インディアナ州ゲーリー出身のシンガーMichael Jackson (マイケル・ジャクソン)の「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」(1982)です。
この曲は、彼の6枚目のアルバム「Thriller」(1982)に収録され、そのアルバムは全米アルバムチャートで驚異的な37週間にわたって首位を記録しました。
また、1983年末までに全世界で3,200万枚を売り上げ、史上最も売れたアルバムとなり、1984年2月7日にギネス世界記録に認定されました。
さらに、1983年に世界で最も売れたアルバムであり、1984年にはアメリカで2年連続で最も売れたアルバムとなりました。
「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」は、その大ヒットアルバムの6枚目のシングルとしてリリースされ、妹であるJanet Jacksonもバックコーラスとして参加しています。彼女はこの共演に誇りを感じ、その経験を特別なものとして振り返っています。
Michaelは1982年の「Thriller」をレコーディングしていたの。 彼は「P.Y.T.」を歌おうとしていたスタジオに私を誘い、バックヴォーカルを手伝ってほしいと頼んだの。 ずっと一緒に歌っていたから、簡単だと思ったわ。 私はそのチャンスに飛びついた。 私は「P.Y.T.」の1人として参加するのが大好きで、曲がミックスされたとき、私のバック・コーラスがフィーチャーされたことを特に誇りに思っていたわ。 それがどんなに嬉しかったことか。
DJ Khaledが次作アルバムのリリースを明かす!
「SUPPOSED TO BE LOVED」は、DJ Khaledにとって2023年初めての楽曲であり、この曲は彼の次なるアルバム「TIL NEXT TIME」に収録されることが明らかになりました。
まだアルバムの正式なリリース日は未定ですが、DJ Khaledはアルバムの予告編をYouTubeで公開しており、また自身のTwitter(X)で以下のようにコメントしています。
俺の14枚目のスタジオアルバム、まもなく登場するよ! 初のシングル#SupposedToBeLoved ❤️🩹 DJ KHALED feat. @lilbaby4PF @1future そして@LILUZIVERT 今夜の真夜中にリリース! そして、俺がこのゲームから去ることを決めた日、その瞬間、君たちはこれまでで最高の瞬間を目撃したことを知るだろう。 だから、これはさよならじゃない。 それは TIL NEXT TIME 🤲🏽 次の章。次の祝福。次のレベル。 前進。 これは俺の最大のアルバムだ。そう感じている。 レコーディングのプロセスは信じられないほど素晴らしいものだった。🤯 これを世界中に共有するのが待ち切れないよ🌎 そして覚えていてほしい… 俺は必要なときはいつでもここにいるよ...電話一本で駆けつけるよ📞
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