元ネタ・サンプリング Ty Dolla $ign feat. Mustard & Jhene Aiko – By Yourself (2020) 女性への感謝を歌にしたナンバー!

2020年代
2020年代T
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Ty Dolla $ign (タイ・ダラー・サイン)
出身地 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1982年4月13日
ジャンル:R&B, Hip Hop

Mustard (マスタード)
出身地 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1990年6月5日
ジャンル:Hip Hop, R&B

Jhene Aiko (ジェネイ・アイコ)
出身地 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1988年3月16日
ジャンル:R&B

レーベル
Atlantic Records

プロデューサー
Mustard

元ネタ・サンプリング
Changing Faces – G.H.E.T.T.O.U.T. (1997)

Ty Dolla $ign feat. Mustard & Jhene Aiko – By Yourself (2020)

これまでのキャリアについては記事にしていますので、こちらからご覧ください。

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元ネタ・サンプリング

ラッパー、シンガー、プロデューサーと幅広く活躍し、現代の客演王とも称されるほど様々なアーティストとコラボレーションを果たしてきたTy Dolla $ign (タイ・ダラー・サイン)。表題曲の「By Yourself」は彼の3枚目となるアルバム「Featuring Ty Dolla Sign」から4枚目のシングルとしてリリースされました。この曲はChanging Facesの「G.H.E.T.T.O.U.T.」をサンプリングしています。元ネタはこちら。

Changing Faces – G.H.E.T.T.O.U.T. (1997)

女性R&BデュオChanging Facesの1997年作。彼女たちの2枚目となるアルバム「All Day, All Night」からリードシングルとして発表されたこの曲は、プロデューサー、ソングライティングにR. Kellyが務めたことも話題になり全米シングルチャート8位、R&B/Hip Hopシングルチャートでは1位に輝きました。

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By Yourself

イントロから大胆にサンプリングしたTy Dolla $ignの「By Yourself」は客演にJhene Aiko (ジェネイ・アイコ)を迎えたミッドテンポなナンバー。曲中では「ひとりぼっちになるのを怖がってはいけないよ」「君は自分でできるから男なんて必要ないよ」と女性を讃えた内容になっています。Ty Dolla $ignは「この曲は間違いなく女性に捧げられた曲だ。彼女たちに感謝の気持ちを伝えたかったんだ」と明かし、同時に「Jheneを尊敬しているよ。彼女には存在感がある。これからの千年は彼女の音楽が流れ続けるだろう」と客演で参加しているJhene Aikoについてリスペクトしている様子が伺えます。

ちなみに彼らのコラボレーションは以前にも行われており、Jhene AikoのボーイフレンドのBig Seanのアルバムから「Body Language」や2 Chainzのシングル「It’s a Vibe」で客演として参加しています。

Big Sean feat. Ty Dolla $ign, Jhené Aiko – Body Language (2020)

2 Chainz feat. Ty Dolla $ign, Trey Songz, Jhené Aiko – It’s A Vibe (2017)

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プロデューサー

By Yourself」のプロデューサーには客演としてもクレジットされているMustard (マスタード)が務めています。彼は2011年にTygaのセカンドアルバムから、リードシングルとしてリリースされた「Rack City」をプロデュース。全米シングルチャート7位、R&B/Hip Hopシングルチャートで5位にランクインしTyga、Mustard共に知名度を全米中に広めた楽曲となりました。

Tyga – Rack City (2011)

近年は若手アーティストを手掛け、Ella Maiの大ヒットシングル「Boo’d Up」をプロデュース。全米シングルチャート5位、R&B/Hip Hopシングルチャートで4位となりグラミー賞も獲得しています。

Ella Mai – Boo’d Up (2018)

ロサンゼルスをベースに、Roddy Ricchや若手アーティストをフックアップするなど業界の発展にも貢献しているMustard。彼が今後みせるプロデュースワークにも要注目です。

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終わりに

これまでに数々の作品に客演で参加し、実績を残してきたTy Dolla $ign。自身3枚目のアルバムでは20組以上が客演で参加し、25曲収録されるなどボリューミーな作品となっています。ぜひこの機会に一度アルバムを含めた、彼名義の作品を聞いてみてはいかがでしょうか。

記事で紹介した楽曲についてのダウンロードリンクはこちらになります。お気に入りの楽曲があれば購入して頂けると嬉しいです。






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