2004年にリリースされたCiara (シアラ)のデビューアルバム「Goodies」は、シングル「1, 2 Step」と、アルバムタイトルにもなった「Goodies」でブレイク。
以来、Ciara はコンスタントにアルバムをリリースし続け、全世界で2000万枚以上のアルバムと7000万枚以上のシングルを販売してきました。
2016年には、それまで所属していたEpic Recordsを離れ、自身のレーベル「Beauty Marks Entertainment」を設立。
今回は同レーベルでの初リリースであり、約3年振りのシングル「Level Up」(2018)をピックアップ。
この曲はYouTubeのトレンドビデオの1位を獲得し、SNSでは「#LevelUpChallenge」というハッシュタグで、ファンやセレブがMVの振り付けを投稿するなど、話題を集めるナンバーになりました。
Ciara – Level Up (2018)
楽曲情報
Ciara (シアラ)
出身地 :ジョージア州アトランタ
生年月日:1985年10月25日
ジャンル:Hip Hop, R&B
レーベル
Beauty Marks Entertainment
プロデューサー
J.R. Rotem
Ciara
元ネタ・サンプリング
DJ Telly Tellz – Fuck It Up Challenge (2015)
“Level Up” 元ネタ・サンプリング
DJ Telly Tellz – Fuck It Up Challenge (2015)
元ネタになったのは、ニュージャージー州トレントン出身のプロデューサーDJ Telly Tellzの「Fuck It Up Challenge」(2015)です。
この曲は、YouTubeで9億回再生されているfun.のシングル「We Are Young」(2011)を、Kyle EdwardsとDJ SmallzによってRemixした「Jersey Young Remix」(2015)をサンプリングしています。
Fun feat. Janelle Monáe – We Are Young (2011)
Kyle Edwards & DJ Smallz – We Are Young (Jersey Young Remix) (2015)
終わりに
「Level Up」についてCiaraは次のように明かしています。
(ヒットしたのは)ダンスの力だと思うわ。ダンスは、誰もが共感できる共通言語だわ。 また、今はダンス文化の再興が進んでいると思うね。 ダンスは常にプライベートなものだったど、今はバイラルな空間で何か新しいことが起こっているわ。 世界一のダンサーではなくても、簡単につながることができるわね。 休日に家族が集まり#LevelUpChallengeのビデオをアップしているのを見て、この曲が人々の家庭でよく使われていることを知ったし、音楽とダンスが一緒になって私たちをつなぐ力があることを実感したわ。
SNSでのダンスの新たな可能性を感じたCiara。
ネットを中心に大きく注目を集めて、デジタルソングチャートで10位にランクインし、2009年に発表した「Love Sex Magic」以来のヒットになりました。
Ciaraのカムバック作になりましたが、2018年に行われた音楽賞「American Music Awards」でのパフォーマンスについても明かしています。
あのステージでパフォーマンスをするのは久しぶりだったので、とても特別だったわ。 あの夜は、たくさんの感情があったの。 私の名前とMissyの名前が呼ばれ、目の前のステージスクリーンに上がって、みんなが立ち上がったのを見た瞬間、ただただ驚いたわ。 本当に誇りに思ったし、その夜は久しぶりに喜べる気持ちでいっぱいになったわ。 そしてその愛を感じて、再びステージに立つ準備ができたの。 Missyと私が一緒にいるときは、いつも良いエネルギーと良い雰囲気に包まれているわ。 彼女は私の姉のようで、一緒にステージに立つことは、私にとっていつも素晴らしいことだわ。
見事に復活を果たしたCiaraのこの曲を、改めて聞いてみてはいかがでしょうか。
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