元ネタ・サンプリング Doja Cat、新アルバムへの一歩!シングル「Paint The Town Red」が登場!

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ロサンゼルス出身のシンガーDoja Cat (ドジャ・キャット)は、2022年にPost Maloneとのコラボシングル「I Like You (A Happier Song)」を発表し、全米チャート3位を獲得。

その後、グラミー賞の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門にノミネートされました。

2023年には、SZAが全米チャート1位を獲得したシングル「Kill Bill」のリミックスをリリースしたほか、同年にはTime誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、彼女は現代で最も注目されるアーティストの1人となりました。

そして、2023年6月にリリースされたシングル「Attention」に続いて、2023年2枚目のソロシングル「Paint The Town Red」をリリースしました。

ここでは、この曲の元ネタについて解説します。

Doja Cat – Paint The Town Red (2023)

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“Paint The Town Red” 楽曲情報

リリース日
2023年8月4日

レーベル
Kemosabe Records
RCA Records

プロデューサー
Earl on the Beat
Karl Rubin
Jean Baptiste
DJ Replay

元ネタ・サンプリング
Dionne Warwick – Walk on By (1964)

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“Paint The Town Red” 元ネタ・サンプリング情報

Dionne Warwick – Walk on By (1964)

元ネタになったのは、ニュージャージー州イーストオレンジ出身のシンガーDionne Warwick (ディオンヌ・ワーウィック)「Walk on By」(1964)です。

この曲は、彼女の3枚目のアルバム「Make Way for Dionne Warwick」(1964)に収録されており、アルバムは初のチャートインを果たすなど大きな成功を収めました。

このアルバムからのリードシングルの「Walk on By」は、全米シングルチャート6位を記録し、1965年のグラミー賞の「最優秀リズム・アンド・ブルース・レコーディング賞」にノミネートされるなど高い評価を受けました。

さらに、ローリングストーン誌の「史上最も偉大な500曲」では51位にランクインし、女性ソロアーティストによる楽曲としてはAretha Franklin「Respect」に次いで2番目に高い評価を得ました。

また、この曲のリリースから5年後にはIsaac Hayesがこの曲のカバーをリリースしたほか、これまでに100組以上のアーティストがカバーするなど、音楽史に語り継がれる名曲となりました。

Isaac Hayes – Walk on By (1969)

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次作アルバムについて明かす

前作のアルバム「Planet Her」から2年が経ち、Doja Catは2023年4月に次のアルバムのトラックリストをファンに公開しました。

この新作アルバムには、今回リリースされたシングル「Paint The Town Red」も収録されており、アルバムのタイトルは当初「Hellmouth」とされていました。しかし、後にDoja Cat「First Of All」というタイトルであることを明らかにしました。

新アルバムでは、彼女がラップを主体としたアプローチを取る予定であり、ファンに新たな一面を見せる準備を進めています。

さらに、10月からは「The Scarlet Tour」という名のツアーが開催されることがアナウンスされました。このツアーでは、特別ゲストとしてラッパーのIce SpiceDoechiiが参加することが明らかになっており、アルバムのリリースまで期待が高まりそうです。

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