元ネタ・サンプリング Drake & 21 Savage – Rich Flex (2022) T.I.、Megan Thee Stallionをサンプリング!

2020年代
2020年代D
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2022年11月、Drake (ドレイク)21 Savage (21サヴェージ)がコラボアルバム「Her Loss」(2022)をドロップ。
アルバムについての記事はこちら
収録曲「Circo Loco」の元ネタはこちら

ここでは、このアルバムの1曲目を飾る「Rich Flex」(2022)の元ネタについて解説します。

Drake & 21 Savage – Rich Flex (2022)

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楽曲情報

レーベル
OVO Sound
Slaughter Gan
Republic Records

プロデューサー
Vinylz
Tay Keith
FNZ
BoogzDaBeast

元ネタ・サンプリング
Megan Thee Stallion – Savage (2020)
21 Savage – Red Opps (2015)
T.I. – 24’s (2003)

Sugar – I Want You, Girl (1973)

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“Rich Flex” 元ネタ・サンプリング情報①

Megan Thee Stallion – Savage (2020)

「Rich Flex」が1:21で使用

元ネタになったのは、テキサス州ヒューストン出身のラッパーMegan Thee Stallion (ミーガン・ジー・スタリオン)「Savage」(2020)です。

この曲は、彼女の3枚目のEP「Suga」(2020)に収録され、EPは全米チャート7位を記録。

同EPから3枚目のシングルとしてリリースされた「Savage」は、2020年3月にTikTokで75億回以上の再生されるバイラルヒットとなり、全米チャート4位を記録しています。

その後Beyoncé「Savage Remix」がリリースされ、自身初の全米チャート1位を獲得し、同年のTikTokで2番目に人気のある曲となりました。

Megan Thee Stallion feat. Beyoncé – Savage Remix (2020)

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“Rich Flex” 元ネタ・サンプリング情報②

21 Savage – Red Opps (2015)

「Rich Flex」が2:17で使用

「Rich Flex」は、21 Savage「Red Opps (2015)」もサンプリングしています。

この曲は、21 SavageのEP「Free Guwop」(2015)に収録されており、YCのクラブアンセム「Racks」のプロデュースで一躍脚光を浴びたプロデューサーSonny Digitalがエグゼクティブプロデューサーを務めています。

この曲は、EPからセカンドシングルとしてリリースされ、2017年には100万枚を売り上げてRIAAからプラチナ認定され、YouTubeでは1億回以上再生されています。

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“Rich Flex” 元ネタ・サンプリング情報③

T.I. – 24’s (2003)

「Rich Flex」が2:23で使用

さらに「Rich Flex」は、ジョージア州アトランタ出身のラッパーT.I. (ティーアイ)「24’s」(2003)をサンプリングしています。

デビューアルバム「I’m Serious」(2001)が全米チャート98位と不振に終わったT.I.は、Arista Recordsとの契約を終え、新たに自身のレーベルGrand Hustle Recordsを立ち上げます。

ラップグループP$Cと数本のミックステープを発表後、Atlantic Recordsと契約を結び、セカンドアルバム「Trap Muzik」(2003)をリリースしてアルバムは全米チャート4位、R&B/Hip Hopチャート2位を記録。

アルバムからリードシングルである「24’s」のMVには、この曲をプロデュースしたDJ Toompに加え、Lil DuvalDJ DramaJazze Phaがカメオ出演し、ラップチャート15位となり、T.I.のブレイクに大きく貢献することになりました。

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“Rich Flex” 元ネタ・サンプリング情報④

Sugar – I Want You, Girl (1973)

「Rich Flex」が0:06で使用

さらに「Rich Flex」は、Sugar「I Want You, Girl」(1973)もサンプリングしています。

この曲は、アーカンソー州リトルロックを拠点とし、Lee Anthonyが1968年に設立したソウルミュージックのインディペンデントレーベルTrue Soulからリリースされました。

Lee Anthonyは1966年にアーカンソー州初の黒人経営のレコード店「Soul Brothers」を開店し、この店は当時のリトルロックのソウルやファンクのシーンを支えたと言われています。

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