2018年に発表したアルバム「Scorpion」は公開初日に1億3245万回のストリーミングを記録し、Spotifyの1日のアルバムストリーム数の世界記録を更新したDrake (ドレイク)。
アルバムは、グラミー賞「アルバムオブザイヤー」を含む5つのノミネートを受け、収録曲の「God’s Plan」が「Best Rap Song」を受賞。
この年を大いに盛り上げた作品になりました。
そんな彼がシングル「When To Say When」(2020)と同時に「Chicago Freestyle」をSoundCloudに公開。
客演には「Heartbreak Anniversary」(2020)がロングヒットとなっているGiveonを迎え、ロービートに彼らのラップと歌声が光る1曲になりました。
Drake feat. Giveon – Chicago Freestyle (2020)
「When To Say When」の記事はこちら。
楽曲情報
Drake (ドレイク)
出身 :カナダ、トロント
生年月日:1986年10月24日
ジャンル:Hip Hop, R&B
Giveon
出身 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1995年2月21日
ジャンル:R&B
レーベル
Republic Records
OVO Sound
プロデューサー
Noel Cadastre
Sevn Thomas
元ネタ・サンプリング
Eminem feat. Dina Rae – Superman (2002)
“Chicago Freestyle” 元ネタ・サンプリング
Eminem feat. Dina Rae – Superman (2002)
元ネタとなったのは、ミシガン州デトロイト出身のラッパーEminemの「Superman」(2002)です。
この曲は彼の4枚目のアルバム「The Eminem Show」(2002)に収録し、アルバムは全米チャートでチャートで6週に渡って1位を獲得。
このアルバムは発表前にブート盤や海賊版が出回ったことで、前倒しでのリリースとなりましたが発売2週目で130万枚以上のセールスを記録。
アメリカでは2002年に最もヒットした作品になったと同時に、全世界で2700万枚以上の売り上げを記録し、21世紀で3番目にヒットしたアルバムになりました。
そのアルバムのほとんどをEminemがセルフプロデュースし、先行シングルの「Without Me」(2002)は世界各国のチャートで1位を獲得。
グラミー賞に3部門にノミネートされるなど、この年を象徴する1曲になりました。
Eminem – Without Me (2002)
終わりに
「Chicago Freestyle」「When To Say When」は、その後リリースとなったDrakeのミックステープ「Dark Lane Demo Tapes」に収録となりました。
また「Chicago Freestyle」で共演することで、一躍全米中に名を知られることになったGiveonはYouTubeライブでソロバージョンを公開しています。
彼の歌声が染み渡るライブバージョンもこの機会に聞いてみてはいかがでしょうか。
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