元ネタ・サンプリング Freeway feat. Jay-Z & Beanie Sigel – What We Do… (2003) ジャスト・ブレイズがプロデュースしたフリーウェイの代表曲!

2000年代
2000年代F
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Freeway (フリーウェイ)は、麻薬王で知られる “Freeway Rick Ross” の名前にちなんだFreewayというステージネームでラッパーのキャリアをスタートさせ、Jay-Z (ジェイ・Z)率いるレーベルRoc-A-Fella Recordsと契約。

Snoop DoggNellyFaith Evansらがゲスト参加した2003年に発表したデビューアルバム「Philadelphia Freeway」は、全米チャート5位を記録し、シングルカットされた「Flipside」(2003)は、クラブヒットとなりました。

今回はこのアルバムから、レーベルのボスであるJay-Zと、Freewayの同郷であるBeanie Sigelがゲスト参加した「What We Do…」(2003)をピックアップ。

ここでは、この曲の元ネタについて解説します。

Freeway feat. Jay-Z & Beanie Sigel – What We Do… (2003)

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楽曲情報

Freeway (フリーウェイ)
出身地 :ペンシルベニア州ノースフィラデルフィア
生年月日:1978年8月6日
ジャンル:Hip Hop

Jay-Z (ジェイ・Z)
出身地 :ニューヨーク、ブルックリン
生年月日:1973年12月4日
ジャンル:Hip Hop

Beanie Sigel (ビーニー・シーゲル)
出身地 :ペンシルベニア州サウスフィラデルフィア
生年月日:1974年3月6日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
Roc-A-Fella Records
Def Jam Recordings

プロデューサー
Just Blaze

元ネタ・サンプリング
Creative Source – I Just Can’t See Myself Without You (1974)

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“What We Do…” 元ネタ・サンプリング

Creative Source – I Just Can’t See Myself Without You (1974)

元ネタになったのは、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成したソウルグループCreative Source (クリエイティヴ・ソース)「I Just Can’t See Myself Without You」(1974)です。

彼らは1973年にシングル「You Can’t Hide Love」で最初のチャートヒットを記録し、翌年にはBill Withers「Who Is He (And What Is He to You)」のカバーで一躍有名になりました。

この曲は、1974年にリリースした彼らのセカンドアルバム「Migration」(1974)に収録。

このアルバムを含め、3年間で4枚のアルバムをリリースしましたが、その後のシングルはあまりヒットせず、1977年にレコーディング契約を失い解散しています。

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終わりに

Just BlazeKanye Westが手掛けた今作について、Freewayは次のように明かしています。

自分のアルバムに収録されている『What We Do』という曲は、ストリートでやっていることはすべて間違っているけれど、もちろん間違っていることをやっているのには理由があるってことを歌っているんだ。
これは俺のアルバムに収録されている曲の一例だよ。
ソウルフルで、リアルで、すべてを感じることができるんだ。
ただ、ビートに乗せて、お前を撃ってやる、一晩中踊ってやる、みたいなライミングじゃないんだ。
そうじゃなくて、全てに意味があるんだ。
Just Blaze、Bink、Kanye Westといった人気トラックメイカーや、フィリーのニューカマーBlack Keys & Miles Ruggednessによるパワフルなビートが詰め込まれて『Philadelphia Freeway』を作ってくれたんだ。

この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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