Machine Gun Kelly (マシン・ガン・ケリー)はDiddyのHip Hopレーベル “Bad Boy Records” と契約。
2012年のデビューアルバム「Lace Up」は、R&B/Hip Hopチャート1位を獲得し、リードシングルの「Wild Boy」はクラブヒットとなり、全米中にその名を知らしめるナンバーになりました。
今回はそんな彼とCamila Cabello (カミラ・カベロ)とのコラボシングル「Bad Things」(2016)をピックアップ。
Camila Cabelloは、この曲でFifth Harmonyから本格的なソロ活動を始めるきっかけとなった曲となりました。
Machine Gun Kelly & Camila Cabello – Bad Things (2016)
楽曲情報
Machine Gun Kelly (マシン・ガン・ケリー)
出身地 :オハイオ州クリーブランド
生年月日:1990年4月22日
ジャンル:Hip Hop
Camila Cabello (カミラ・カベロ)
出身地 :キューバ、ハバナ
生年月日:1997年3月3日
ジャンル:Pop
レーベル
Bad Boy Entertainment
Universal Music Group
Interscope Records
プロデューサー
The Futuristics
元ネタ・サンプリング
Fastball – Out of My Head (1998)
“Bad Things” 元ネタ・サンプリング
Fastball – Out of My Head (1998)
元ネタになったのは、テキサス州オースティンで結成したロックバンドFastballの「Out of My Head」 (1998)です。
この曲は彼らのセカンドアルバム「All the Pain Money Can Buy」(1998)に収録し、リード曲の「The Way」はカナダのシングルチャート1位を獲得。
グラミー賞に2部門にノミネートされ、MTVアワードの最優秀新人賞にもノミネートされるなど、彼らの代表作になりました。
また「Bad Things」でサンプリングされたことについて、次のように明かしています。
超若者向けだね。 彼らは多くの言葉を書き換えて、意味を変えまくったんだけど、それは本当に革新的で最高だよ。
Fastball – The Way(1998)
終わりに
タイトル曲の「Bad Things」は全米チャート4位にランクインし、2人にとって初のトップ10入りを果たしたナンバーになりました。
そんなMachine Gun KellyはCamila Cabelloについて、次のように明かしています。
プロデュースを担当したThe Futuristicsのスタジオで、オートチューンを使っていない、生の声を探していたんだ。 Camilaは真のボーカリストであり、素晴らしいライブパフォーマンスをするから、俺たちの簡単に決まったよ。 彼女が承諾するとすぐに俺たちは仕事に取り掛かったよ。
またCamila Cabelloも彼に対して、才能を感じていたことを打ち明けています。
Machine Gun Kellyはとても才能のあるアーティストで、この曲は私にとってものすごく魅力的な曲だったわ。 実は、別々にレコーディングすることになったの。その時はお互いにツアー中だったからね。 この曲は美しいと思うし、すぐ共感したわ。 良い女の子のキャラクターが、悪い男の子に対して否定できない感情を抱くという、無邪気さの美しさと矛盾を表現しているわ。
人気者で多忙な2人が別々にレコーディングしたにもかかわらず、お互いの才能を認め合っている様子が伝わってきますね。
この機会にオリジナルと聴き比べてみてはいかがでしょうか。
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