ナイジェリア出身のBurna Boy (バーナ・ボーイ)は、2022年にEd Sheeran、Kehlani、Blxstなどをゲストに迎えた6枚目のアルバム「Love, Damini」をリリースし、全米アルバムチャートでアフリカ人アーティストとして最高のチャートインを果たしました。
アルバム収録曲「Last Last」の元ネタはこちら。
また、同年には音楽界での功績が認められ、連邦共和国勲章の称号を授与され、翌年には音楽メディア誌のローリングストーンが「史上最も偉大な歌手200人」の1人に選出するなど、批評家からも高く評価されました。
そして今回、彼はソロ名義として2023年初のシングル「Sittin’ on Top of the World」をリリースしました。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Burna Boy – Sittin’ on Top of the World (2023)
“Sittin’ on Top of the World” 楽曲情報
リリース日
2023年6月2日
プロデューサー
Skread
元ネタ・サンプリング
Brandy feat. Mase – Top of the World (1998)
“Sittin’ on Top of the World” 元ネタ・サンプリング情報
Brandy feat. Mase – Top of the World (1998)
元ネタになったのは、カリフォルニア州カーソン出身のシンガーBrandy (ブランディー)の「Top of the World」(1998)です。
この曲は、彼女の2枚目のアルバム「Never Say Never」(1998)に収録されており、アルバムは全米チャート2位を記録しました。
ニューヨークのラッパーMase (メイス)がゲスト参加したこの曲は、アルバムからのセカンドシングルとしてリリースされ、UKシングルチャート2位、UK R&Bチャートでは6週に渡り首位を獲得しました。
また、Fat JoeとBig Punによるリミックスもリリースされており、Big Punのコンピレーションアルバム「Endangered Species」(2001)に収録されています。
RZAがBurna Boyに賛辞を送る
Burna BoyがBrandyの名曲をサンプリングしたこの曲は、リリース前にヒップホップグループWu-Tang ClanのメンバーであるRZAに聴かせたようで、RZAは彼を高く評価しているようです。
Burnaは独自の独特な領域を切り開いているよ。 彼の新たな活躍は何か特別なものだ。👐🏾
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