Mac Miller

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出身地 :ペンシルベニア州ピッツバーグ
生年月日:1992年1月19日
ジャンル:Hip Hop
没年月日:2018年9月7日 (26歳)

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キャリア

幼少期からピアノ、ドラム、ギターなどを独学で演奏し、高校生のときにラッパーとしてのキャリアを本格的にスタートさせたMac Miller。当時は “EZ Mac” 名義で活動しており、2007年に当時15歳ながらミックステープ『But My Mackin’ Ain’t Easy』をリリース。その後2010年に発表したミックステープ「K.I.D.S」は100万回以上ダウンロードされ、300万回以上の再生回数を記録するヒットとなりました。

Mac Miller – Nikes On My Feet (2010)

翌年にミックステープ「Best Day Ever」を発表し、シングルカットされた「Donald Trump」は「当時誰にとっても経済的な成功を象徴する人物だった」と曲名の由来を本人は明かし、YouTubeでの再生回数が2000万回を突破するとトランプ本人が祝福する動画を公開。しかしこの曲の再生回数がその後伸びると、手のひらを返したようにトランプはより攻撃的な口調になり、自分の名前を使ったことで印税を要求し、Mac Millerとの確執に火がつきました。トランプは訴訟を起こすなどと半ば脅しのように近い態度をとっていましたが、2015年に動画の再生回数が1億回に近づくと再び賞賛し、態度をコロリと変えました。そんなこともあって2016年の大統領選挙運動中では、Mac MillerはTrumpを選出しないよう人々に促していましたが、結果はご存知の通り当選して大統領の座につきました。

Mac Miller – Donald Trump (2011)

またXXL誌による人気企画「Freshman Class 2011」でKendrick Lamar、Meek Mill等と揃って選出されてたことで、全米中の知名度を獲得。勢いに乗る彼は同年にデビューアルバム「Blue Slide Park」を発表し全米アルバムチャート1位に輝きました。

その後もアルバムを精力的に発表し、2018年にリリースした5枚目となるアルバム「Swimming」では全米アルバムチャート3位にランクインし、リードシングルの「Self Care」はYouTubeでの再生回数が2億5000万回を超えるヒットとなりました。

Mac Miller – Self Care (2018)

またグラミー賞「Best Rap Album」部門にノミネートもされますが、アルバムリリースの1ヶ月後に自宅で亡くなっているのが発見されます。死因はフェンタニル、コカイン、アルコールの「混合薬物毒性」による偶発的な薬物過剰摂取(オーバードーズ)によるものでした。本来この日はMVの撮影日で、翌月にはアルバムのツアーも組まれていたとか。2019年にMac Millerの死亡事件に関与した3人の男が逮捕されています。これは彼の死の2日前にフェンタニルを含むオキシコドンの偽薬を販売したとされており、薬物の流通の罪で起訴されています。

2020年に死後初となるアルバム「Circles」をリリース。この作品は彼の生前にレコーディングされ、前作のアルバム「Swimming」のコンパニオンアルバムになることが意図されていたとか。アルバムは全米アルバムチャート3位にランクインし、評論家からも高い評価を得ました。

Mac Miller – Good News (2020)

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楽曲情報

2020年
Mac Miller – Blue World

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