プロフィール
Wolftyla (ウルフタイラ)
出身地 :ニューヨーク、クイーンズ
生年月日:1996年6月1日
ジャンル:R&B
プロデューサー
Wolftyla
Big Banana
Wolftyla – Play For Keeps (2021)
キャリア
韓国人とアフリカ人の両親をもつWolftyla (ウルフタイラ)はニューヨークで生まれ、現在はロサンゼルスを拠点に移し活動しているシンガーソングライター。2019年に発表したシングル「All Tinted」はYouTubeで700万回を超える再生回数を記録し、彼女の持つ独特の世界観と特徴的なビートに魅了されるオーディエンスが急増しました。
Wolftyla – All Tinted (2019)
また同年の12月には、90年代からプロデューサー、ラッパーとして業界を牽引してきたTimbalandが、彼女のシングル「Candy」をプロデュース。業界の重鎮からも評価が高いことが伺えます。
Wolftyla – Candy (2019)
2020年には韓国のボーイズグループ “2PM” のリーダーでもあるJay Parkを客演に迎えたシングル「Butterflies」をドロップ。ベース音とドラムが特徴的なこの曲は、彼らの伸びのある歌声が加わることでグルーヴ感が増した楽曲に仕上がっています。
Wolftyla Feat. Jay Park – Butterflies (2020)
Wolftylaは同年に初となるEP「Wolf in Color」をドロップ。全6曲とコンパクトな作品ですが、これまでにご紹介した楽曲は全て収められており、彼女の世界観に浸れる作品となっています。特に1曲目の「Someone Like You」はイントロからトークボックスが使われるサマーチューンで、新たな彼女の一面を聞くことができます。
Wolftyla – Someone Like You (2020)
Play For Keeps
そんなWolftylaが2021年初となるシングル「Play For Keeps」をドロップ。イントロからNellyの「Dilemma」を彷彿させるシンセ使われることで、ヘビーなドラム音と相俟って幻想的な世界が広がったビートに仕上がっています。曲中では愛するパートナーへの思いを歌ったもので「私のためにあなたがいるのよ。彼らは私があなたのすべてだと知っているわ」など女性目線で、彼が好きでたまらない胸中を歌うと同時に、男性からすると少し重たくも感じさせるリリックが特徴的です。
まだあまり認知度がないWolftylaですが、独特の世界観を持つ楽曲が多く、母国アメリカよりはアジアや日本で今後ブレークしそうな雰囲気がしますね。昨年はEPを発表しているだけに、フルアルバムを待ち望んでいるオーディエンスをいることでしょう。この機会に彼女の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
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