2015年にシングル「Trap Queen」がバイラルヒットとなり、一躍脚光を浴びるようになったFetty Wap (フェティ・ワップ)。
彼のメロディアスなラップスタイルで多くのオーディエンスを魅了し「My Way」や「679」などもクラブヒットとなりました。
そんな彼がシングル「Fresh N Clean」をドロップ。Outkastの大ネタをサンプリングしたことで、注目を集めた1曲になりました。
楽曲情報
Fetty Wap (フェティ・ワップ)
出身地 :ニュージャージー州パターソン
生年月日:1991年6月7日
ジャンル:Hip Hop
レーベル
RGF Productions
300 Entertainment
プロデューサー
London on da Track
元ネタ・サンプリング
Outkast – So Fresh, So Clean (2000)
Fetty Wap – Fresh N Clean (2019)
元ネタ・サンプリング
Outkast – So Fresh, So Clean (2000)
元ネタとなったのは、1992年にジョージア州イーストポイントで結成したラップデュオOutkastの「So Fresh, So Clean」(2000)です。
シンガーでありプロデューサーチーム “Organized Noize” の一員でもあるSleepy Brownがバックボーカルを務め、Organized Noizeが手掛けたこの曲。
彼らの4枚目のアルバム「Stankonia」(2000)に収録し、アルバムは発売初週に53万枚以上のセールスを記録。
全米チャート2位にランクインし、グラミー賞「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞し、音楽メディア誌Rolling Stone誌が選ぶ「史上最高のアルバム500枚」に選出。
2020年にはリリースから20周年を記念して、未発表のRemixを含んだ再発盤がリリースとなりました。
また2020年に女性シンガーKiana Ledeが「Mad At Me. 」でサンプリングしたことでも、話題になりました。
この曲については記事にしていますので、併せて見ていただけたら嬉しいです。
終わりに
これまではクラブヒットを意識した作品をメインにリリースしてきたFetty Wap。
今作では大ネタをサンプリングしたことで、彼の流れるようなラップと相まってスローなR&Bソングに仕上がりました。
この楽曲をきっかけに新たな一面が見られたことで、今後の作品にも期待が高まりますね。
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