元ネタ・サンプリング Lupe Fiasco – The Show Goes On (2010) ルーペ・フィアスコはレーベル主導の制作に不満を抱いていた?!

2010年代
2010年代L
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Kanye Westのシングル「Diamonds Are Forever」のRemixをリリースしたところ、Lupe Fiasco (ルーペ・フィアスコ)は彼の目に留まり、Kanye Westのヒット曲「Touch the Sky」(2006)のゲストに抜擢されることになりました。

この曲でメインストリームに大きくその名が知られたLupe Fiascoは、同年にデビューアルバム「Lupe Fiasco’s Food & Liquor」(2006)をリリースし、R&B/Hip Hopチャート2位を記録。

グラミー賞では「最優秀ラップアルバム賞」を含む4部門にノミネートされ、Jill Scottをフィーチャーした「Daydreamin」は、「ベストアーバン/オルタナティヴソング」を受賞するヒットとなりました。

そんな彼が2011年、3枚目のアルバム「Lasers」をドロップ。

アルバムは自身初の全米チャート1位を獲得し「Out of My Head」など4曲がシングルカットされました。

今回は、その中からリードシングルの「The Show Goes On」(2010)をピックアップ。

ここではこの曲の元ネタについて解説します。

Lupe Fiasco – The Show Goes On (2010)

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楽曲情報

Lupe Fiasco (ルーペ・フィアスコ)
出身地 :イリノイ州シカゴ
生年月日:1982年2月16日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
1st & 15th
Atlantic Records

プロデューサー
Kane Beatz

元ネタ・サンプリング
Modest Mouse – Float On (2004)

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“The Show Goes On” 元ネタ・サンプリング

Modest Mouse – Float On (2004)

元ネタになったのは、ワシントン州イサクアで結成したロックバンドModest Mouse (モデスト・マウス)「Float On」(2004)です。

この曲は、彼ら4枚目のアルバム「Good News for People Who Love Bad News」(2004)に収録し、シングルは、モダンロックトラックスチャートで首位を獲得。

2005年のグラミー賞の「ベストロックソング」にノミネートされています。

メンバーのIsaac Brockは、この曲をポジティブな気分にさせることを意図して書いたと述べています。

この曲は、意識して書いたものだよ。
ただ、あまりにひどい状況にうんざりしていたし、あらゆるところから悪いニュースが飛び込んできて、すべてが暗くなっていた。
ブッシュ大統領も、毎日が悪いニュースばかり。
それで良識のある科学者たちは、すべてが狂っていると言っている。
俺は一日だけいい気分になりたいよ。
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終わりに

「The Show Goes On」は全米チャート9位を記録し、グラミー賞で「ベストラップパフォーマンス」と「ベストラップソング」にノミネート。

またヒップホップメディア誌XXLは「2011年のベストソング」で14位に選出するなど、この年を代表する1曲になったのではないでしょうか。

そんなヒットソングの制作について、Lupe Fiascoが明かしています。

正直言って、この曲について語るべきことは何もないんだ。
あれはレーベルの作品だ。
プロデューサーを知ってるとか、作家を知ってるとか、そういうことではないんだ。
レコード会社が俺にくれた楽曲のひとつで、ラップして欲しい内容をくれたんだ。
アトランティック・レコードの社長が俺のところに来て、「これを見てくれ、この曲があるんだ」と言った。
彼はiPodで「Show Goes On」を聴かせてくれたんだ。
同じように他の10曲も紹介してくれたり、Eメールで送ってくれたりしたから、もう慣れたよ。
だからその時点で、ただの作品に過ぎなかったんだ
俺はただ消耗していたんだ。どうでもいいや......っていう感じだったね。

ヒットを飛ばしたものの、Lupe Fiascoはレーベル主導の制作に不満を募らせていることを明かしていますね。

この機会に元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。

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