元ネタ・サンプリング Jeezy feat. Ne-Yo – The Glory (2020) 15年に渡るビーフの結末は・・・?!

Jeezy feat. Ne-Yo – The Glory (2020)

Jeezy
出身地　：ジョージア州アトランタ
年齢　　：43歳
ジャンル：Hip Hop

Ne-Yo

出身地　：ネバダ州ラスベガス
年齢　　：41歳
ジャンル：R&B

プロデューサー
名前：Cassius Jay

元ネタ
Marvin Gaye – What’s Going On (1971)

ベテランラッパーのJeezyが10枚目となるアルバム「The Recession 2」をドロップ。

この作品は2008年にリリースした全米アルバムチャート1位を獲得した「The Recession」シリーズに続くものとなっています。

Jeezy – The Recession (2008)

アルバムは全15曲収録されており客演にはRick Ross、Yo Gotti、E-40などなかなか渋いメンツ。

またアルバム発表2日前には、現在ビーフの関係にあるラッパーのFreddie Gibbsと50 Centを痛烈にDisしたシングル「Therapy For My Soul」をドロップ。

この曲では契約についてやお金絡みの不満を吐き出しており、2人が今後のどういったアクションをするか見物です。

Jeezy – Therapy For My Soul (2020)

またアルバムリリース前日には、長年ビーフの関係にあったGucci Maneとバトル生配信ライブ「Verzuz」で共演。これはお互いの持ち曲で交互にライブするといった内容で、これまでも「Snoop Dogg vs DMX」や「Monica vs Brandy」など行われ度々話題になっていました。

「Jeezy vs Gucci Mane」ではこれまでのライブとは異なりアグレッシブな内容で、バトルに近いパフォーマンスを見せていました。しかしショウの最後にはビーフのきっかけとなった共演曲「So Icy」を披露し、15年に渡るビーフに終止符をつける形となりました。

Gucci Mane feat. Young Jeezy & Boo – So Icy (2005)

Gucci Mane vs Jeezy Verzuz Battle

前置きが長くなりましたが表題曲「The Glory」は先ほどのニューアルバムからの1曲となります。この曲はMarvin Gayeの「What’s Going On」をサンプリング。元ネタはこちら。
※「The Glory」の0:07〜　「What’s Going On」の1:43〜

Marvin Gaye – What’s Going On (1971)

ワシントンD.C.出身のSoul、R&BシンガーMarvin Gayeの1971年リリースのこの曲。
この曲と同タイトルのアルバム「What’s Going On」からリードシングルとしてリリースされ、全米シングルチャート2位、R&B/Soulシングルチャート1位に輝き彼の代表作となりました。またサンプリングソースとしても有名で、現代まで親しまれている名曲中の名曲です。

「The Glory」の客演にはベテランシンガーのNe-Yoを迎えており、Jeezyの2012年にリリースしたヒットシングル「Leave Me Alone」を彷彿とさせますね。

Young Jeezy feat. Ne-Yo – Leave Me Alone (2012)