YouTubeで公開した「One Day」(2017)で注目を集めたTate McRae (テイト・マクレー)は、 RCA Reocrdsと契約を交わし、2020年に発表したシングル「You Broke Me First」はYouTubeで1億5000万再生を記録。
同曲を収録したEP「Too Young to Be Sad」(2021)は、2021年にSpotifyで最もストリーミングされた女性EPとなり、多くのオーディエンスに認知されることになりました・
若干18歳の彼女が、2022年にデビューアルバム「I Used to Think I Could Fly」(2022)をドロップ。
今作には2月に公開され、YouTubeで1900万再生を記録しているシングル「she’s all i wanna be」を含めた全13曲が収録されています。
今回はこのアルバムから「don’t come back」(2022)をピックアップ。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Tate McRae – don’t come back (2022)
楽曲情報
Tate McRae (テイト・マクレー)
出身地 :カナダ、アルバータ州
生年月日:2003年7月1日
ジャンル:Pop
レーベル
RCA Reocrds
プロデューサー
Styalz Fuego
Charlie Handsome
元ネタ・サンプリング
Nelly feat. City Spud – Ride wit Me (2000)
“don’t come back” 元ネタ・サンプリング
Nelly feat. City Spud – Ride wit Me (2000)
元ネタになったのは、ミズーリ州セントルイス出身のラッパーNelly (ネリー)の「Ride wit Me」 (2000)です。
この曲は、彼のデビューアルバム「Country Grammar」(2000)に収録されており、デビューアルバムながら5週連続で全米チャート1位を獲得。
アメリカ国内だけで900万枚のセールスを収め、2000年代のNelly旋風の起爆剤となりました。
また「Ride wit Me」 は全米シングルチャート3位を記録し、2002年のKelly Rowlandとの「Dilemma」が全米チャート1位を獲得するまで、Nellyにとって最もヒットしたナンバーとなりました。
終わりに
Nellyのヒットソングをサンプリングしたこの曲について、Tate McRaeは次のように明かしています。
このアルバムに収録されている私の曲の多くは、時に超自己分析的で自虐的で、これまで書いた曲の中でも特に強烈なものなの。 本当はこのアルバムはもっと軽いもの、力を与えてくれるようなものから始めたかったんだ。 Nellyの曲『Ride Wit Me』を挿入しているんだけど、すごくクールで、今までこんなことしたことなかったんだ。
この機会に、元ネタと併せて聴いてみてはいかがでしょうか。
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