2004年にシンガーMarioのヒット曲「Let Me Love You」を書き下ろしたことで、ポテンシャルの高さが知られるようになったNe-Yo (ニーヨ)。
この曲をきっかけにDef Jam Recordingsと契約を交わし、2006年に発表したデビューアルバム「In My Own Words」から「So Sick」「Sexy Love」などのヒット曲を擁して全米チャート1位を獲得。
その後リリースしたセカンドアルバム「Because of You」(2007)はグラミー賞「最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム賞」を受賞。
今回ピックアップする「Miss Independent」(2008)は、ヒット曲「Closer」と共に収録している3枚目のアルバム「Year of the Gentleman」から1曲となります。
Ne-Yo – Miss Independent (2008)
楽曲情報
Ne-Yo (ニーヨ)
出身地 :ネバダ州ラスベガス
生年月日:1979年10月18日
ジャンル:R&B
レーベル
Def Jam Recordings
プロデューサー
StarGate
元ネタ・サンプリング
Keesha – Forget About Me (2007)
“Miss Independent” 元ネタ・サンプリング情報
Keesha – Forget About Me (2007)
元ネタとなったのはニューヨーク、ヨンカーズ出身のシンガーKeeshaの「Forget About Me」(2007)です。
女性版の「Miss Independent」と言っても過言ではないほど、そのままサンプリングしており心地良いい彼女の歌声に酔いしれるナンバーです。
Miss Independent
この曲のMVにはMVにはKeri Hilson、Trey Songz、Kevin Hartが出演し、リリース後はR&B/Hip Hopシングルチャートで1位を獲得。
グラミー賞「最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞」と「最優秀R&Bソング賞」の2冠を達成し、後にReggaeアーティストのVybz Kartelが「Ramping Shop」(2009)でサンプリングしたことでも知られています。
Vybz Kartel feat. Spice – Ramping Shop (2009)
ヒットソングとなった「Miss Independent」のプロデューサーにはノルウェー出身で、現在はロサンゼルスを拠点にしているプロデューサーデュオのStargate。
前述した「So Sick」(2005)やBecause of You (2007)をプロデュースし、Ne-Yoを語る上でなくてはならない存在です。
この他にもRihannaやMariah Carey、Beyonceなど数々のアーティストを手掛けることで、世界的に知られる名プロデューサーデュオになりました。
Ne-Yo – So Sick (2005)
Ne-Yo – Because Of You (2007)
終わりに
Ne-Yoがそのままサンプリングしていた事実は、個人的にかなり驚きました。
また彼のこれまでキャリアには、世界的ヒットメーカーがバックアップすることで数々の名曲が生まれてきたように思えます。
この機会に彼らの楽曲を改めて聞いてみてはいかがでしょうか。
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