楽曲情報
DJ Khaled (DJキャレド)
出身地 :ルイジアナ州ニューオーリンズ
生年月日:1975年11月26日
ジャンル:Hip Hop
Nipsey Hussle (ニプシー・ハッスル)
出身地 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1985年8月15日
ジャンル:Hip Hop
没年月日:2019年3月31日
John Legend (ジョン・レジェンド)
出身地 :オハイオ州スプリングフィールド
生年月日:1978年12月28日
ジャンル:R&B
レーベル
We The Best Music
Epic Records
Sony Music Entertainment
プロデューサー
STREETRUNNER
Tarik Azzouz
DJ Khaled
元ネタ・サンプリング
Myrna Summers & The Voices of Bountiful Blessings Temple of Deliverance Choir – Oh Give Thanks (1980)
DJ Khaled feat. Nipsey Hussle & John Legend – Higher (2019)
元ネタ・サンプリング
Myrna Summers & The Voices of Bountiful Blessings Temple of Deliverance Choir – Oh Give Thanks (1980)
元ネタとなったのは、ワシントンD.C.出身のゴスペルシンガーMyrna Summersの「Oh Give Thanks」です。
40年以上に渡ってプロとして活動してきた彼女は、教会で5つの聖歌隊とオーケストラのリーダーであり、ミサ聖歌隊のディレクターも務めています。
またこれまでに50作以上のアルバムをリリースし、Myrna Summersのアルトボイスは定評があります。
アルバム “Father of Asahd”
2018年3月にシングル「Top Off」をリリースする際に、アルバムタイトル “Father of Asahd” を発表したDJ Khaled (DJキャレド)。
“Asahd” は彼の息子の “Asahd Tuck Khaled” にちなんでアルバムを命名し、カバーアートに親子揃って出演していますね。
そんな11枚目のアルバムは2019年5月にリリースされ、全米チャート2位、R&B/Hip Hopチャート1位に輝きました。
15曲入りの今作は、人気ラッパー、シンガー、デージェイを取り揃え全29組が客演で参加。
セカンドシングルの「No Brainer」は、前回ヒットした「I’m The One」を彷彿させるメンツが集結し、全米チャート5位にランクイン。
DJ Khaled feat. Justin Bieber, Chance the Rapper, Quavo – No Brainer (2018)
DJ Khaled feat. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper, Lil Wayne – I’m The One (2017)
Higher
アルバムから3枚目のシングルとして発表されたこの曲は、2019年の3月31日にNipsey Hussle (ニプシー・ハッスル)が銃殺されたことでリリースが延期となっていました。
その後アルバムリリースと同時にMVも公開され、生前に撮影されたMVにNipsey Hussleが出演していることでも話題になりました。
またDJ Khaledはこの曲の収益のすべてを、彼の息子と娘に贈ったとも言われています。
Nipsey Hussleの死後に発表されただけに、大きく話題を集めたこの曲は、グラミー賞にノミネート。
第62回グラミー賞の「最優秀ラップ/ソング・パフォーマンス賞」を受賞し、意外にもDJ Khaledのキャリア初の受賞作となりました。
終わりに
DJ Khaledの「Higher」はいかがでしたでしょうか。
Nipsey Hussleの死は大変残念でしたが、その裏でアルバムのプロモーションには最高の形で貢献したように思えます。
この機会にアルバムと元ネタと併せて聞いてみてはいかがでしょうか。
コメント