2019年に発表したセカンドアルバム「Hot Pink」は7曲がシングルカットされ、そのうち「Say So」は全米チャート1位を獲得。
世界各国のチャートにもランクインし、次世代フィメールアーティストとして注目を浴びることになったDoja Cat。
そんな彼女が3枚目のアルバム「Planet Her」(2021)をドロップ。
全14曲収録し、The WeekndやAriana Grandeなどがゲスト参加した作品になりました。
この中から今回はアップテンポなナンバー「Naked」の元ネタをピックアップして解説します。
Doja Cat – Naked (2021)
楽曲情報
Doja Cat
出身 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1995年10月21日
ジャンル:R&B, Hip Hop
レーベル
RCA Records
Kemosabe Records
プロデューサー
Kurtis McKenzie
Al Shux
元ネタ・サンプリング
Korallreven – Here in Iowa (2015)
“Naked” 元ネタ・サンプリング
Korallreven – Here in Iowa (2015)
元ネタになったのは、スウェーデン出身の音楽デュオKorallrevenの「Here in Iowa (2015)です。
彼らは2009年にデビューし、この曲は2015年にシングルとしてリリース。
「Peaking Lights Disco Dub」といったエディットも同時にリリースしています。
またこれまでに2枚のアルバムを発表し、高い評価を得たKorallrevenですが、2019年に残念ながら活動休止を発表しています。
Korallreven – Here In Iowa (Peaking Lights Disco Dub) (2015)
終わりに
アルバムタイトルの「Planet Her」は、Doja Catが思い描いた架空の惑星にちなんで名付けられ、特にビジュアル面を強調していると本人は明かしています。
そんな思いが詰まったアルバムは、リリースからから2日後に早くもデラックスエディションをドロップ。
通常盤から5曲追加した全19曲になり、GunnaとベテランフィメールラッパーのEveがゲスト参加する豪華な作品に仕上がっています。
このEveを迎えた「Tonight」は、2000年代を彷彿させるビートに彼女のラップが加わることで、どこか懐かしさを感じさせる1曲に仕上がっています。
このサプライズは、往年のHip Hopヘッズはたまらない1曲になったのではないでしょうか。
全米を中心に注目を集めるフィメールアーティストDoja Cat。この機会にアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか。
Doja Cat feat. Eve – Tonight (2021)
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