Hitkidd & GloRilla – F.N.F. (Let’s Go) (2022) TikTokのバイラルヒットで話題のフィメールラッパーがYo Gottiのレーベルと契約!

2020年代
2020年代H
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Hitkidd (ヒットキッド)はメンフィス出身のプロデューサーで、Megan Thee Stallionのセカンドアルバム「Traumazine」(2022)からFutureとの「Pressurelicious」Lil Uzi VertA$AP Rockyなどのラッパーを手掛けたことで知られています。

その中でも、Megan Thee Stallionのコンピレーションアルバム「Something For Thee Hotties (2021)では3曲を担当し、彼女から厚い信頼を得ているようです。

そんな彼が、同じくメンフィス出身のフィメールラッパーGloRilla (グロリラ)とシングル「F.N.F. (Let’s Go)」(2022)をドロップ。

この曲はすでにTikTokでバイラルヒットしており、彼らのキャリアにとって初の全米チャート入りを果たすなど、全米中から注目を集めています。

ここでは、この曲について解説します。

Hitkidd & GloRilla – F.N.F. (Let’s Go) (2022)

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楽曲情報

Hitkidd (ヒットキッド)
出身地 :テネシー州メンフィス
生年月日:1995年2月19日
ジャンル:Hip Hop

GloRilla (グロリラ)
出身地 :テネシー州メンフィス
生年月日:1999年7月28日
ジャンル:Hip Hop

レーベル
Blac Noize! Recordings

プロデューサー
Hitkidd

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制作経緯について明かす

Hitkidd

前述のMegan Thee Stallion「Something For Thee Hotties (2021)の制作に貢献したHitkiddは、4月に完成させたビートをMegan Thee Stallionに送るも、返事がなかったため、代わりにGloRillaに送ったようです。

HitkiddGloRillaに「女の子たちが歌えるようなサマーアンセムを作ってほしい」とリクエストし、その後すぐに2人はスタジオに集まりました。

そこで彼女は、葉っぱを吸いに外に出たところで「I’m F-R-E-E, fuck nigga free」というリリックを思いつき、30分もしないうちに彼らは「F.N.F. (Let’s Go)」を完成させたようです。

また、Hitkiddは曲のレコーディングした日にMVの撮影を終えたようで、GloRillaはその様子を明かしています。

12時にスタジオに入って、1時に終わったんだ。
彼は『今日の4時にビデオを撮影するんだ。友達を全員呼んできてくれ』ってね。
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TikTokでバイラルヒットし、全米チャートにランクイン!

GloRilla

「F.N.F. (Let’s Go)」をリリース後、メンフィスの仲間であるBrezayが「#FNFChallenge」題したチャレンジ動画をTikTokでスタートさせ、このハッシュタグは900万回以上の再生を記録。

これをきっかけに、若手フィメールラッパーのErica BanksKaliがフリースタイル動画を公開するとさらに火がつき、6月にHitkiddGloRillaが全米チャートに初めてチャートイン。

その後、メインストリームR&BHip Hopエアプレイチャートでは1位を獲得し、YouTubeでは3000万再生を突破するなど、この夏を象徴するサマーソングとなりました。

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Yo Gottiのレーベルと契約

このヒットを受けて、GloRillaはメンフィスのベテランラッパーYo GottiのレーベルであるCMG Recordsと契約を結びました。

そのCMG Recordsは、Moneybagg Yo42 DuggMozzyBlac Youngstaなど多くの若き新鋭を擁しているレーベルで、Yo Gottiは次のように明かしています。

GloRillaは生まれながらのスターで、今のヒップホップ界に必要な異なるサウンドとアプローチを持っているよ。
彼女は4月下旬にリリースしたばかりなのに、今、音楽界で最もホットなカルチャーレコードを持っているのだから。
Gloは成功に飢えていて、勝つことに執着している。
俺たちは、彼女がアーティストとして成長し、その可能性を最大限に発揮するのを見るのが楽しみだよ。

今回の契約にGloRillaは「最もホットなレーベルCMGと音楽できることを光栄に思うわ」と明かし、7月にリリースされたCMGのコンピレーションアルバム「Gangsta Art」(2022)で新曲を披露しています。

私はこのポイントを掴むため何年もハードワークをして、最もホットなレーベルCMGと音楽できることを光栄に思うわ。
他の人がそうしなかったときでも自分の才能を信じたわ。
Gottiが私を信じてくれたことに感謝しているし、私は決して諦めないよ。
これからもヒートアップしていくと信じて。

GloRilla – Tomorrow (2022)

またGloRillaは、ベイエリアのフィメールラッパーSaweetieとの「F.N.F. (Let’s Go)」のリミックスも近日リリース予定で、9月には音楽フェスティバル「Rolling Loud New York」でライブパフォーマンスを予定しており、今後もさらに彼女に注目が集まりそうです。

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