以前の記事でも紹介しましたが、マッシュアップで人気を集めたプロデューサーGirl Talk (ガール・トーク)は、2022年にWiz Khalifa (ウィズ・カリファ)、Big K.R.I.T.、Smoke DZAとコラボアルバム「Full Court Press」をドロップ。
このアルバムでラッパーCurren$yがゲスト参加し、全14曲を全てGirl Talkがプロデュースしており、彼らの持ち味が存分に引き出された作品に仕上がりました。
今回はこのアルバムからギタリスト兼プロデューサーでその名を馳せたNile Rodgers (ナイル・ロジャース)がゲスト参加した「Ready for Love」(2022)をピックアップ。
ここでは、この曲の元ネタについて解説します。
Wiz Khalifa & Girl Talk feat. Nile Rodgers – Ready for Love (2022)
楽曲情報
Wiz Khalifa (ウィズ・カリファ)
出身地 :ペンシルベニア州フィラデルフィア
生年月日:1987年9月8日
ジャンル:Hip Hop
Girl Talk (ガール・トーク)
出身地 :ペンシルベニア州ピッツバーグ
生年月日:1981年10月26日
ジャンル:Hip Hop
Nile Rodgers (ナイル・ロジャース)
出身地 :ニューヨーク
生年月日:1952年9月19日
ジャンル:Disco, Soul
所属 :Chic
レーベル
Asylum Records
プロデューサー
Girl Talk
Nile Rodgers
元ネタ・サンプリング
Chic – Soup for One (1982)
“Ready for Love” 元ネタ・サンプリング
Chic – Soup for One (1982)
元ネタになったのは、Nile Rodgers (ナイル・ロジャース)が設立したディスコバンドChic (シック)の「Soup for One」(1982)です。
この曲は、1982年に公開された映画「Soup for One」のサントラに収録され、シングルはR&Bチャートで14位を記録。
またフランスのハウス音楽デュオModjoが2000年に発表したシングル「Lady (Hear Me Tonight)」でこの曲をサンプリングし、世界10ヵ国のチャートで首位を獲得する大ヒットとなりました。
Modjo – Lady (Hear Me Tonight) (2000)
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