元ネタ・サンプリング Chris Brown & Young Thug – Go Crazy (2020) 35週にも渡ってチャートを席巻しているヒットソング!

2020年代
2020年代C
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プロフィール

Chris Brown (クリスブラウン)
出身  :バージニア州タッパハノック
年齢  :31歳
ジャンル:R&B

Young Thug (ヤングサグ)
出身地 :ジョージア州アトランタ
年齢  :29歳
ジャンル:Hip Hop

プロデューサー
Murphy Kid
KanielTheOne

元ネタ
The Showboys – Drag Rap (1986)

Chris Brown & Young Thug – Go Crazy (2020)

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Chris Brown

2005年にデビューシングル「Run It!」をリリースし、ソロアーティストとしてStevie Wonder、Peggy Marchに次ぐ3番目の若さで全米シングルチャート1位に輝いたChris Brown (クリスブラウン)

Chris Brown feat. Juelz Santana – Run It! (2005)

また2007年のセカンドアルバム「Exclusive」からT-Painを客演に迎えたシングル「Kiss Kiss」で2度目となる全米シングルチャート1位を獲得し、当時まだ10代ながら人気、知名度を獲得した作品となりました。

Chris Brown feat. T-Pain – Kiss Kiss (2007)

その後、当時彼女であったRihannaへの暴行事件で世間に衝撃が走りました。しかしアーティストとしての実績は着実に積み、4枚目のアルバム「F.A.M.E.」で自身初の全米アルバムチャート1位を獲得し、グラミー賞「最優秀R&Bアルバム賞」を受賞。アルバムからは6枚シングルカットされ、リードシングルの「Yeah 3x」は日本でも知名度が高いナンバーになりました。

Chris Brown – Yeah 3x (2010)

2019年には9枚目となるアルバム「Indigo」を発表し、Chris Brown自身3枚目となる全米アルバムチャート1位に輝き、リード曲の「No Guidance」はDrakeを客演に迎え、ロングヒットとなりました。

Chris Brown feat. Drake – No Guidance (2019)

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Young Thug

Young Thug (ヤングサグ)は2014年にシングル「Stoner」を発表しR&B/Hip Hopシングルチャート13位にランクインし、クラブヒットを中心にヒットしたナンバーとなりました。

Young Thug – Stoner (2014)

また同年にリリースされたRich Gangのシングル「Lifestyle」で客演として参加し、R&B/Hip Hopシングルチャート4位にランクインし、彼の知名度を得た楽曲になりました。ちなみにこの曲はYouTubeでの再生回数は4億5千万回を超えています。

Rich Gang ft. Young Thug, Rich Homie Quan – Lifestyle (2014)

2019年には念願のデビューアルバム「So Much Fun」で全米アルバムチャート1位に輝き、収録曲の「Hot」はクラブを中心にロングヒットとなりました。

Young Thug feat. Gunna & Travis Scott – Hot (2019)

同年にChildish Gambinoの「This Is America」がリリースされ、この曲ではYoung Thugがソングライターとして制作に携わり、グラミー賞の「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

Childish Gambino – This Is America (2019)

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ミックステープ Slime & B

そんな彼らが共作のミックステープ「Slime & B」をドロップ。この作品はChris Brownの31歳となる誕生日5月5日に発表され、コロナウイルスの影響で制作はChris Brownの自宅で行われたとか。ミックステープは全13曲収録され客演にはFuture、Gunna、E-40、Too $hortなどの人気ラッパーを中心に脇を固めています。

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元ネタ・サンプリング

また表題曲の「Go Crazy」はこのミックステープに収録され、リードシングルとしてリリースされています。この曲はThe Showboysの「Drag Rap」をサンプリングしています、元ネタはこちら。

The Showboys – Drag Rap (1986)

ニューオーリンズが発祥とも言われる「Bounce Music」と呼ばれるジャンルの代表曲であるこの曲。サンプリングソースとしても有名で、Drakeの「In My Feelings」やT.I.の「Ball」で使用され、現代のHip Hopに大きく影響を与えています。

Drake – In My Feelings (2018)

T.I. feat. Lil Wayne – Ball (2012)

楽曲紹介

Go Crazy」はリリース後にChris Brownと彼の娘とのダンス・チャレンジ「#GoCrazyChallenge」をSNS上にアップしています。

このチャレンジ動画は、ゆっくりと動く車の外で人が踊っている様子が写されており、世界中でブレークしたDrakeの「In My Feelings」のダンスチャレンジに酷似しています。そんな「Go Crazy」は全米シングルチャート5位にランクインし、Billboard Hot 100の62年の歴史の中で3番目に長いトップ5入り(35週)となった楽曲であり、Young Thugはキャリア史上最もヒットしたナンバーになりました。

肝心の楽曲はループされたシンセの音色が少し切なさを醸し出しながら、サンプリングされたチキチキ音が冴え渡るバウンスミュージックが相俟って心地よいビートに仕上がっています。またChris Brownの歌声が楽曲の柔らかさを引き出し、Young Thugのラップが良いスパイスとなっています。

曲中では愛するパートナーへの思いを歌にしており「あなたのすることはすべて素晴らしい」「何をやっても素晴らしい」と相手を肯定すると同時に、愛する気持ちを抑えられない様子が伺えます。

Go Crazy」はリリースされて半年以上も経ちながらも、ロングヒットとなっているナンバーです。これだけのヒットソングになっているだけに、再び彼らのコラボレーションを期待してしまいますね。今後の2人には要注目です!

記事で紹介した楽曲についてのダウンロード、購入リンクはこちら。お気に入りの楽曲があればクリックしてみてください!

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