元ネタ・サンプリング Ayanis – Good Music (2020) Snoop Doggの名曲をサンプリング!

2020年代
2020年代A
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Ayanis – Good Music (2020)

Ayanis
出身地 :ジョージア州アトランタ
年齢  :25歳
ジャンル:R&B

プロデューサー
名前:Tee Romano
名前:Pluss

元ネタ
Snoop Dogg – Who Am I (What’s My Name) ? (1993)
Parliament – Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker) (1976)

若手R&BシンガーAyanisが2枚目となるEP「YANI」をドロップ。
収録曲は全11曲で客演にはWiz Khalifa、Jack Harlow、A Boogie Wit da Hoodie、Mulattoなど若手にしては豪華な面々をフィーチャーしています。
昨年に先行でリリースのWiz Khalifaを客演に迎えたシングル「One Night」 やQueen Naijaとの「Lil Boi」またJack Harlowが参加しアップテンポの「Lil Boi Remix」なども収録されており、ここ最近のシングルがガッツリと収められています。こちらの楽曲はMVも公開おり、レーベル側の本気度の高さが伺えますね。

Ayanis feat. Wiz Khalifa – One Night (2019)
 

Ayanis feat. Queen Naija – Lil Boi (Big Talk) (2020)
 

Ayanis feat. Jack Harlow – Lil Boi (Big Talk) Remix (2020)
 

また当ブログで前日記事にしたネタ使いの「Ecstacy」も収録されています。
こちらの記事も読んで頂けたら嬉しいです。

347. Pretty Rickyをサンプリング! Ayanis – Ecstasy (2020) 元ネタあり 

表題の「Good Music」はSnoop Doggの代表作の1つ「Who Am I (What’s My Name) ? 」をサンプリングしています。元ネタはこちら。
※「Good Music」の0:00〜 「Who Am I (What’s My Name) ? 」の1:47〜

Snoop Dogg – Who Am I (What’s My Name) ? (1993)
 

カリフォルニア州ロングビーチ出身のベテランラッパーSnoop Doggの1993年リリースのこの曲。
当時Snoop Doggy Dogg名義で活動しており、この曲は彼のデビューシングルとなりました。全米シングルチャート8位にランクインし、現代でも語り継がれるほどのHip Hopクラシックになっています。
収録されていたアルバム「Doggy Style」は発売初週に80万部以上のセールスを記録し全米アルバムチャート1位を獲得しています。また西海岸のHip Hop「G-Funk」を確立したアルバムでもあります。

さらに深堀りするとSnoop Doggの「Who Am I (What’s My Name) ? 」はParliamentの「Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)」をサンプリングしています。元ネタはこちら。
※「Who Am I (What’s My Name) ? 」の1:47〜 Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)」の0:57〜

Parliament – Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker) (1976)

アメリカのFunkバンドParliamentの1976年リリースのこの曲。
アルバム「Mothership Connection」に収録されており、シングルはSoulシングルチャート5位にランクイン、アルバムはR&Bアルバムチャート4位を獲得し、P-Funkを代表する楽曲となりました。 

Ayanisの「Good Music」のプロデューサーにはTee Romano、Pluss。
今回はPlussに絞ってご紹介したいと思います。
PlussAyanisと同じくジョージア州アトランタ出身のプロデューサー、ソングライター。
人気プロデューサーのMike WiLL Made-Itと共同で手掛けることが多々あり、2014年にはラップデュオのRae Sremmurdのデビューシングル「No Flex Zone」をプロデュース。
R&B/Hip Hopシングルチャートで8位にランクインし、クラブヒットとなりました。またこの曲が収録されたデビューアルバム「SremmLife」 はR&B/Hip Hopアルバムチャートで1位を獲得し、彼らの知名度を一気に広げた作品となりました。

Rae Sremmurd – No Flex Zone (2014)
 

2017年にはKendrick Lamarの「Humble」をプロデュースし、全米シングルチャート1位を獲得。収録されていたアルバム「Damn」も全米アルバムチャート1位に輝き、グラミー賞で3部門で受賞しています

Kendrick Lamar – Humbe (2017)
 

他にもJ.Cole率いるレーベルDreamvillの楽曲やNicki Minaj、Future、Lil Wayneなど人気ラッパーを中心に数多くプロデュースしています。Mike WiLL Made-Itの名前が大きく隠れがちですが、逆に彼の右腕的存在であることは間違いありません。今後も彼らの作品に期待したいです
ね。
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