出身地 :オハイオ州クリーブランド
年齢 :36歳
ジャンル:Hip Hop
Kanye West
年齢 :43歳
ジャンル:Hip Hop
Common
出身地 :イリノイ州シカゴ
ジャンル:Hip Hop
プロデューサー
名前:Kanye West
元ネタ
Lady Gaga – Poker Face (Live at the Cherrytree House Piano & Voice Version) (2010)
先日約4年振りとなる7枚目のアルバム
「Man on the Moon Ⅲ: The Chosen」をリリースしたKid Cudi。

この作品は彼のデビューアルバム「Man on the Moon: The End of Day」から
続いているシリーズの3部作目であり、今作で最後の作品となっています。
表題曲の「Make Her Say」はこのシリーズの最初の作品
「Man on the Moon: The End of Day」から
リードシングルとしてリリースされました。

この作品は全米アルバムチャート4位にランクインし
2020年にはRolling Stone誌が選ぶ、「史上最高のアルバム500」では
459位に選出され、デビュー作ながら
評論家からの評価はとても高い作品となりました。
またアルバムからは「Make Her Say」を含む3曲がリリースされ
「Day ‘n’ Nite」は全米シングルチャート3位、UKシングルチャート2位
グラミー賞には2部門でノミネートされました。
元ネタはこちら。
※「Make Her Say」の0:02〜
「Poker Face (Live at the Cherrytree House Piano & Voice Version) 」の0:26〜
この曲のオリジナルバージョンは彼女のデビューアルバム「The Fame」から
セカンドシングルとしてリリースされ、アメリカを含む世界20カ国以上の
チャートで1位を獲得。また2009年に世界で最も売れたシングルで
その年は950万枚以上のセールスとなりました。
「Poker Face (Live at the Cherrytree House Piano & Voice Version) 」は
日本盤、アメリカ盤には残念ながら収録はされていません。

Remixアルバムではありますが、全米アルバムチャート6位
UKアルバムチャート3位、日本のオリコンチャート7位と
彼女の当時の凄まじい人気度が伝わります。
世界的ヒットソングをサンプリングしたKid Cudiの「Make Her Say」の客演には
シカゴを代表するラッパーKanye WestとCommon。
さらにKanye Westがプロデューサーと贅沢な1枚に仕上がっていますが
リリース前の楽曲タイトルは「I Poke Her Face」だったそうです。
しかしレーベルの重役があまりに淫らなタイトルとのことで
現在の「Make Her Say」に変更されてリリースとなりました。
またこの曲はKanye Westが元ネタをチョップ(曲を細かく切るサンプリングの手法)し
ドラムを入れたものに、フリースタイルだと勘違いしたKid Cudiが
ラップ入れて完成したそうですw
リリックは下品で結局曲になってしまったと、本人は語っていますが
逆にCommonとKanye Westとコラボレーションできる機会にもなったので
最高だったとも語っています。
制作当初は納得していなかったのが意外ですが
Kanye Westプロデュースだけあってクオリティの高い作品になりましたね。
Kid Cudiのシリーズ最新作「Man on the Moon Ⅲ: The Chosen」をチェックしてから
10年以上前の彼のデビューアルバム
「Man on the Moon: The End of Day」を
改めて聞いてみるのも、色々と新しい発見があるかもしれませんね。
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