Pop Smokeの人気曲ランキングTOP20・オススメ曲まとめ!

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ニューヨーク、ブルックリンで生まれ育ったPop Smoke (ポップ・スモーク)は、2019年にシングル「Welcome to the Party」「Dior」のスマッシュヒットにより一躍注目を集め、同年にデビューミックステープ「Meet the Woo」をリリース。

翌年には、QuavoA Boogie wit da HoodieFivio ForeignLil Tjayなどがゲスト参加した続編のミックステープ「Meet the Woo 2」(2020)をリリースし、自身初の全米チャートトップ10入りを果たしました。

このヒットは全米のヒップホップヘッズから高い評価を得ましたが、ミックステープのリリースから12日後、ロサンゼルスのハリウッドヒルズのレンタルハウスに滞在していたPop Smokeは、住居に侵入した強盗に撃たれ、20歳の若さでこの世を去りました。

ここでは、Pop Smokeの人気曲トップ20とオススメ曲をご紹介します。

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人気曲トップ20

20位 : Woo Baby feat. Chris Brown

遺作となった2枚目のアルバム「Faith」(2021)から3枚目のシングルとしてリリースされ、Chris Brown (クリス・ブラウン)をゲストに迎えたこの曲は、エアプレイリズミックチャートの4位を記録し、同チャートで自身5度目のトップ10ヒットとなりました。

また、この曲はイントロからネバダ州ラスベガス出身のシンガーNe-Yo (ニーヨ)の大ヒットシングル「So Sick」(2005)をサンプリングしていることでも話題となりました。

「Woo Baby」の元ネタはこちら。

19位 : Aim for the Moon feat. Quavo

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)、EP「For The Night」(2020)に収録され、MigosのメンバーQuavo (クエヴォ)がゲスト参加しています。

ラッパーのTravis ScottPop Smokeが亡くなった日に自身のInstagramのストーリーにこの曲のクリップを投稿したことで注目を集め、後に公開されたMVはThe Notorious B.I.G.のシングル「Sky’s the Limit」にインスパイアされています。

18位 : Make It Rain feat. Rowdy Rebel

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)のリードシングルで、本来このアルバムはこのシングルの発売日にリリースされる予定でした。

しかし、Pop SmokeのマネージャーであるSteven Victorは、当時起きていた「Black Lives Matter」(人種差別抗議運動)や、ジョージ・フロイド氏の事件を含む警察の手による黒人の殺害に関する抗議活動を尊重し、アルバムのリリースを延期したことを発表しています。

また、GS9のメンバーで知られているRowdy Rebel (ロウディ・レベル)がゲスト参加していますが、当時刑務所に入っていたため、彼のバースは電話越しでレコーディングされました。

17位 : AP

この曲は2019年にレコーディングされ、Rich The Kidは2020年4月にInstagramライブで、自身をフィーチャーしたバージョンを初めて公開しました。

その後、すでに完成していたMVの一部がネット上に流出しましたが、2021年にPop Smokeのみのソロシングルとしてリリースされました。

これは2021年に公開された、Pop Smoke自身が主人公のライバル役として映画初出演した映画「Boogie」のサウンドトラックにも収録されていたので、Rich The Kidがは相応しくないと思われたのかもしれません。

16位 : War feat. Lil Tjay

2019年にシングルとしてリリースされ、彼の2枚目のミックステープ「Meet the Woo 2」(2020)にもボーナストラックとしても収録されています。

同じニューヨーク出身のラッパーLil Tjay (リル・ティージェイ)をフィーチャーしたこの曲は、イギリス、ロンドン出身でUKドリルを主に手掛けているプロデューサー808 Meloが共同プロデュースしています。

15位 : Shake The Room feat. Quavo

2枚目のミックステープ「Meet the Woo 2」(2020)に収録され、セカンドシングルとしてリリースされました。

2020年3月28日に公開されたPop Smokeの死後初のMVは、ファッションデザイナーやDJとして知られるヴァージル・アブローが監督を務め、当時の様子について次のように明かしています。

Pop Smokeの影響は、彼が残したアートを通して生き続けるだろう。
今回は、ルイ・ヴィトンのショーの翌日の夜、俺の近所のフレンチレストランの中と外でカメラを回したんだ。

14位 : Enjoy Yourself feat. KAROL G

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)に収録されたこの曲は、2作目のミックステープ「Meet the Woo 2」がリリースされた翌週に、ロンドンでレコーディングされました。

Pop Smokeは、デンマークのプロデューサーPalazeのYouTubeチャンネルを見つけ、彼のビートを使い、さらに海外でこの曲をチャートインさせたいと考えた彼は、スペインの有名な女性アーティストを起用したいと考え、コロンビア出身のシンガーKAROL G (カロルG)を説得し、曲に参加させたようです。

13位 : Gangstas

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)に収録されているこの曲は、曲の冒頭からニューヨーク、ブルックリン出身のラッパー6ix9ineへの嫌悪感を露わにしています。

Pop Smokeは生前、SNSで曲を売るために「レインボーヘアは必要ない」と彼を批判していました。

12位 : Something Special

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)に収録されたこの曲は、イントロからFabolous (ファボラス)Tamia (タミア)「Into You Remix」(2003)をサンプリングしており、このアルバムでは数少ないR&Bナンバーとなりました。

「Something Special」の元ネタについはこちら。

11位 : Welcome To The Party

デビューミックステープ「Meet the Woo」(2019)に収録され、ミックステープのリードシングルのこの曲は、ニューヨークで人気に火がつき、A$AP FergFabolousPusha Tといったラッパーがリミックスをリリースしています。

また、Nicki Minajとのオフィシャルリミックスは、Bubbling Underチャートで5位を記録し、この曲によってPop Smokeはより多くの人に知られるようになりました。

10位 : Get Back

ミックステープ「Meet The Woo 2」(2020)に収録されたこの曲は、SNSを通じてPop Smokeと知り合い、Lil TjaySmoove’LBizzy Banksといった他のアーティストとも仕事をしたイギリス在住のプロデューサーYoz Beatzが共同プロデュースを担当しました。

9位 : Element

米アルバムチャート7位を記録したミックステープ「Meet The Woo 2」(2020)に収録され、この曲は前述の「War」とともにカナダのシングルチャートにもチャートインしています。

8位 : Invincible

ミックステープ「Meet The Woo 2」(2020)のオープニングを飾ったこの曲は、前述のプロデューサーYoz Beatzによるもので、曲はRichi「Oh Please」(2019)をサンプリングしています。

Richi – Oh Please (2019)

7位 : Got It on Me

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)とEP「For The Nigh」(2020)に収録され、この曲は全米チャート31位を記録。

彼のマネージャーであるSteven Victorは、Pop Smokeと契約した時にすでにこの曲を持っており、Steven Victorはこの曲を「信じられない」と評し、アルバム用に温めていたようです。

また、曲中では50 Cent (フィフティ・セント)のシングル「Many Men (Wish Death)」(2003)をサンプリングしており、後に公開されたMVでは、Pop Smokeがレコーディングスタジオで作業し、ライブを行う未公開映像が収められています。

50 Cent –Many Men (Wish Death) (2003)

6位 : Hello feat. A Boogie wit da Hoodie

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)のデラックスエディションとEP「For The Nigh」(2020)に収録されたこの曲は、後にシングル化され、全米リズミックチャート2位を記録。

ゲスト参加したA Boogie Wit da Hoodie (エイ・ブギー・ウィット・ダ・フーディ)は、曲中でニューヨークの王を宣言しつつ、Pop Smokeが生きていればその称号も手に入れるだろうとラップしています。

5位 : The Woo feat. 50 Cent & Roddy Ricch

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)のデラックスエディションとEP「For The Nigh」(2020)に収録されたこの曲は、全米シングルチャート11位、UKシングルチャート9位を記録。

MVは、Pop Smokeの21回目の誕生日となる2020年7月20日に公開され、これまで50 CentのMVを手掛けたEif Riveraが監督を務めており、彼はDr. Dreのシングル「Kush」のMVにインスパイアされて制作したようです。

また、この曲はアルバムのエグゼクティブプロデューサーも務めた50 Centのヒットシングル「Candy Shop」(2005)のフレーズをサンプリングしています。

「The Woo」の元ネタはこちら。

4位 : Mood Swings feat. Lil Tjay

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)の収録曲で、アルバムから3枚目のシングルとしてリリースされました。

Lil Tjayをフィーチャーしたこの曲は、R&B/Hip Hopチャートで8位、UKシングルチャート5位を記録し、後にSummer Walkerとのリミックスがリリースされています。

Pop Smoke feat. Lil Tjay & Summer Walker – Mood Swings Remix

3位 : Dior

この曲は、ミックステープ「Meet the Woo」「Meet the Woo 2」、そして彼のデビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」にもボーナストラックとして収録されました。

この曲は、彼にとって初の全米チャート入りし、世界各国のチャートにもランクインするヒットとなり、ヒップホップのサブジャンル「ブルックリンドリル」をメインストリームに押し上げることとなりました。

しかし、この曲は警察の残虐行為や人種差別について歌っているわけではありませんが「Black Lives Matter」の人気曲となり、ジョージ・フロイド氏の抗議活動中のアンセムとして使われ、グラミー賞「ベスト・ラップ・パフォーマンス賞」にノミネートされるなど、彼の代表曲の1つとして知られています。

2位 : What You Know Bout Me

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)とEP「Mood Swings」(2020)に収録され、アルバムからリリースされた5枚目のシングルです。

Ginuwineの2001年のヒット曲「Differences」をサンプリングしたこの曲は、全米チャート9位を記録し、TikTokでは1210万以上の動画で使用されるバイラルヒットとなり、2020年の同プラットフォームの人気曲トップ10にランクインしています。

「What You Know Bout Me」の元ネタはこちら。

1位 : For the Night feat. Lil Baby & DaBaby

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)とこの曲名と同タイトルのEPに収録され、アルバムから4枚目のシングルとしてリリースされました。

Lil Baby (リル・ベイビー)DaBaby (ダベイビー)をゲストに迎えたこの曲は、全米チャート6位を記録し、Pop Smokeにとって初の全米チャートトップ10入りを果たしています。

しかし、この曲はもともとLil BabyYoungBoy Never Broke Againをフィーチャーする予定で、YoungBoyはこのトラックに参加することを望んでいましたが、プロデューサーのCashMoneyAPは彼が良い人選ではないと感じたため、YoungBoyを外し、50 CentDaBabyにこの曲に参加するよう誘ったことで、コラボレーションが実現しました。

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おすすめ曲

Mannequin feat. Lil Tjay

2枚目のミックステープ「Meet the Woo 2」(2020)に収録されたこの曲は、全米チャートで7週連続1位を獲得したAriana Grande (アリアナ・グランデ)のシングル「7 rings」(2019)をサンプリングしています。

「Mannequin」の元ネタはこちら。

West Coast Shit feat. Tyga & Quavo

デビューアルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」(2020)に収録されているこの曲は、西海岸出身の名プロデューサーMustardがプロデュースしています。

そのため、Pop Smokeが得意とするロービートではなく、Mustard色が強いトラックとなっており、Pop Smokeと初めて共演したTyga (タイガ)は、この制作について次のように明かしています。

みんなパリにいたんだけど、スタジオに現れなかったんだ。
一週間ずっとファッションショーに参加していたから、ノックアウトされていたよ。
寝てしまったんだ。
それで彼らはこの曲を作ったんだけど、後日Steven(Pop Smokeのマネージャー)が俺に送ってきて「君はこのジョイントに参加しなくてはいけないよ」って言ってきたんだ。
俺はそれを聴いて、すぐに返したよ。
「West Coast Shit」のような曲は俺のレーンにあるものだから、ただ自分のやることをやっただけだ。
でも、Pop SmokeがMustardのビートに乗るとか?
まさかこんなことになるとは思ってもみなかったから、これはすごいと思ったね。

Tell the Vision feat. Pusha T & Kanye West

Kanye West (カニエ・ウェスト)Pusha T (プシャ・T)という2人のベテランを迎えたこの曲は、彼のセカンドアルバム「Faith」(2021)に収録されています。

この曲はもともとKanye Westのアルバム「Donda」(2021)に収録される予定だったもので、後に同じイトルで「Donda」に収録されましたが、Kanye WestPusha Tのバースが削除されたバージョンとなりました。

Kanye West – Tell The Vision

Demeanor feat. Dua Lipa

セカンドアルバム「Faith」(2021)に収録され、イギリスの歌姫Dua Lipa (デュア・リパ)を迎えたこの曲は、アルバムからのセカンドシングルとしてリリースされ、UK Hip Ho/R&Bチャート4位を記録。

生前にPop SmokeがSNSで公開した動画で、この曲にはBruno Marsをフィーチャーする予定だったことが明かされましたが、Dua LipaはInstagramで「この曲に出演させてくれたチームとPopのファミリーに感謝するわ」コメントしています。

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おわりに

残念ながらデビューアルバムが遺作となってしまいましたが、彼の活躍により、Bobby Shmurdaのヒットシングル「Hot N*gga」(2014)以降、低迷していたブルックリンドリルをメインストリームに押し上げ、Fivio ForeignLil Tjayといったニューヨークのラッパーのブレイクに大きく貢献しました。

この機会に、若き才能Pop Smokeの作品に触れてみてはいかがでしょうか。

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